【総合評価】
全日制で毎日通えなくなりおおぞらに転入しましたが、結果的に本当に良かったです。
高1夏に来ましたが、もっと長くいたかったと思います。
今まで通った学校で1番思い出に残り大好きな学校になりました。
【授業内容・コース】
基礎、個別指導、進学のコースがあります。
基礎コースの授業は基本的に配信(本部や他キャンパスからの中継)です。キャンパスに登校してもテレビの画面を見ます。自宅からzoomで受講することもできます。
個別指導コースは、午後だけのカリキュラムです。
塾の個別と雰囲気が似ていると思います。レポートや放送視聴(おおぞら生が単位をとるために普段から提出する課題)を進める時間もあります。
進学コースは、朝から夕方までのカリキュラムです。
午前中は基礎、午後は進学の授業といった形です。
他のコースより大学進学率は高く、英検などの資格勉強にも力を入れています。
【高卒資格の取りやすさ】
卒業はしやすいです。
普段の出席日数は成績に影響しません。
学校ではレポートや放送視聴をしっかり出すことと、スクーリングのカリキュラム(中止の場合サテライト授業)をこなせば問題ありません。
【スクーリング】
基本的に学校側から提示された日程で毎年4泊5日屋久島に行きます。
行程や起床・就寝時間、授業もすべて時間割が決まっており、自由に決められることはほぼないです。(ただ自由時間は毎日いくらかあります)
また、屋久島という天気が不安定な土地の特性上、飛行機や船が頻繁に運休になります。予想外に中止になったり延泊になることもあります。
こう書くととてもキツそうに見えますが、全国に友達ができるし、屋久島の自然を体験する日もあり、屋久島のコーチたちはみんないい人で会うのは1年ぶりなのに覚えていてくれたりと私にとっては高校生活1番の思い出です。
【サポート体制】
私もそうですが、やはり不登校経験者は多いのでコーチたちも対応に慣れていますしサポート体制が整っています。
単位認定試験など重要な日程以外は無理に登校させることはありませんし、遅刻や欠席の理由も直接聞かれることはありません。
(欠席連絡はアプリで送信しますが簡単に理由選択はあります)
生徒にはマイコーチ(担任の先生)が付きますので、一人一人に親身に対応してもらえます。マイコーチは毎年選べます。
【先生の親しみやすさ】
これはキャンパスによると思います。
あくまで私が通っていたキャンパスについてです。
おおぞらでは先生のことをコーチと呼びます。
毎年数人入れ替わりがありますが、皆さん20代~30代前半がほとんどで全日制に比べれば年齢層がとても近く本当のお兄ちゃんお姉ちゃんのような距離感です。
生徒がタメ口で話すことも多々あり。しかしそれについては日常なのでコーチたちも当たり前のような感じで気にしていません。
卒業後も時々キャンパスに会いに行っています。
ホームシックよりコーチシックにらなるくらい大好きな存在です。
【進路実績】
私は最終的には進学コースに在籍していたため他のコースのことは詳しく存じ上げませんが、同じコースの子たちはほとんどが大学に進学しました。まれに専門学校もいます。
基礎や個別だと専門学校や就職の比率も高いです。
進路担当のコーチがおり、親身に相談にのってくれます。志望理由書の書き方や面接練習に関しても手厚いです。
また、おおぞらカレッジという内部生だけが進学できる通信制大学があります。こちらは近畿大学や明星大学と提携しています。
【友人関係やいじめについて】
私がいた進学コースは人数が少なく、また当時はグループワークの時間が設けられていたため自然と交流するきっかけになり
学年関係なく仲良く過ごしていました。
今でも連絡は頻繁に取りますし時々会って遊んでいます。
【学費】
一般的な私立高校の学費+スクーリングの費用といったところ。
行き先が屋久島ということもありスクーリングは交通費が高いです。
通信制高校・サポート校選びの参考になる情報
【この通信制高校/サポート校を選んだ理由】
完全オンラインではなくキャンパスに通学できることを条件に地元で探し、いくつか見学に行った中で学校の雰囲気が1番合うと思ったからです。
また、静かで自然豊かなところが大好きな私にとって、年1回の屋久島スクーリングがあることも大きな魅力でした。
【先生の雰囲気や服装】
髪の色やネイル、ピアスなどは完全に自由です。みんな好きなようにオシャレを楽しんでいました。
制服もありますが購入は任意なのでほとんどが私服で登校しています。
【進学先・就職先】
同志社女子大学現代社会学部社会システム学科
この通信制高校・サポート校への進学を考えている方へメッセージ