【総合評価】
不登校を経て、野田国際高等学院に転校しましたが、この選択は大正解だったと思っています。
なかなか家から出られないことが多くても、先生方はそれを叱ったり急かしたりせずひたすらサポートしてくれます。
当日欠席もかなりありましたが、それでどうこう言われたことは1度もありません。
先生方のその接し方にとても救われました。
大学受験を考える場合は予備校の系列校なだけあって、勉強面でも精神面でもサポートが充実していると思います。
通信コースは基本週2登校となっていますが、登校日に欠席する場合は欠席課題をすればいいので無理することはありません。絶対に登校しなければ行けないのは月に1,2回くらいでしょうか?万が一それにすら登校出来なかったとしても柔軟に対応してもらえます。
ワクワクウィークという期間が定期的にあり、映画鑑賞や校外活動、教科外の講義などいろんな経験が出来ます。通信コースは希望制なので好きなものに少人数の落ち着く環境で参加出来ます。かなり好きでした。
教室の雰囲気は……正直会話はほぼないです。先生方から返事や発表を強制されることもないので常にシーンとした感じです。
【授業内容・コース】
5教科の授業は教科書をなぞる、という感じ。
面白みは別にありません。スピードはゆっくりなのでわかりやすいですが。家で学ぶのが基本です。
技能連携科目(パソコンやビジネス実務のマナー、英語)は実践的な授業も多いです。
特に情報の授業で学ぶExcelはかなり使えます。
Excelに触ったことの無かった私でもひと通りできるようになりました!
【高卒資格の取りやすさ】
これに関しては安心していいと思います。
しなければいけないこと(提出物、テスト…)さえクリアすれば大丈夫です。
先生方も出席日数や未提出物などこまめに声をかけてくれます。
あとテストは簡単です。
【スクーリング】
スクーリングは週2日。曜日固定が多いです。
通信コースは基本午後です。
自由度…というと微妙ですが、日にちが固定されてるので学校以外のスケジュールは自由に組み立てやすいです。
バイトをしていましたが、学校の予定によってシフトが決めにくい……ということはありませんでした。
【サポート体制】
先生方の接し方がとても素敵です。
不登校経験者も沢山いますから、サポート体制もしっかり構築されています。
私は利用しませんでしたが、『通信プラス』というコースに変更すれば学習プランをかなり詳しく一緒に作ってくださるようです。進み具合を確認しながら調整していってくれるそうで、受験期に活用する人がいました。
【先生の親しみやすさ】
何度も書きますが、先生はとても素敵だと思います。
私は怒鳴り声やマイナスな感情の乗った声がとても苦手ですが、野田に来てからそれらのせいで不安になったことがありません。
声を荒らげたり、こちらに何かを強制してきたり、というのは全くないです。
たくさんの生徒を見てきていらっしゃるので、親身に相談に乗り、こちらがハッとするようなアドバイスをくれます。
【進路実績】
ほかの学校がよく分かりませんが、かなりいい方なのではと。
予備校の野田ゼミナールの系列校なので、ノウハウや知識を持った先生がおおいですし、『予備校コース』もあります。
難関校を目指す人は予備校コースで予備校生と同じ授業を受けます。下手に塾とかに通うよりいいのではないでしょうか。九大レベルに進学する人もいます。
模試も学校で受けることができます。
【友人関係やいじめについて】
いじめはないですが関わりもないです!
友人が欲しくなったら、途中から全日コースに変更するのもアリだと思います。
【学費】
サポート体制も充実していますし、不満はほとんどないほどですが…やはり少し高い…です。
クラーク記念国際高等学校の連携校になるので、クラークの学費と野田国際高等学院の学費とかかります。
私立なのでしょうがないですが正直かなりの学費です。
その価値はあるな、とも思います。
奨学金制度も紹介してくれます。
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