【総合評価】
生徒一人ひとりによって大きく印象の変わる学校。 私はこの学校でよかったと思うがそう思わないひとも一定数いる。 自分がこの学校で何をしたいのか、どう楽しみたいのかどう頑張りたいのかで5点にも1点にもなる。 学校全体としてはいいが一部変えたほうがいいんじゃないか等の改善点も見受けられるので4点。
【授業内容・コース】
動画授業で、授業は外部からお買い上げした動画がほとんどなので、動画の先生のあたりはずれはある。 動画は1動画5~15分のものがほとんどなので、ちょっとした時間にも勉強できると思う。 上記は単位をとるために必要な授業の話。 N高は課外授業が充実している。プログラミングや職業体験系統の授業もあり、さすが角川ドワンゴといったゲストを招いた授業が開催されることがある。大学受験や中学復習の授業もあるので、好きなものをカスタマイズして受けることができる。 もちろん、課外授業は単位に関わらないので別に受けなくても何もない。ただ、将来就きたい職業があってそれに活かせそうな授業があれば受講してみるといいと思う。
【スクーリング】
私はネットコースのためスケジュールがスクーリングと単位認定試験の日以外すべて自由。 スクーリングも年に合計5日程度、試験も1日で受け終わることができるので、本当に自由。 この自由な日々に単位に必要な勉強をしながら、それ以外の時間でバイトをする人もいれば家に引きこもる人もいる。私は習い事の時間にあてたり、趣味やゲームをする時間にあてている。
【サポート体制】
カウンセラーは予約すればしてもらえるし、生徒が主体となって相談をしあっているチャンネルもある。 基本的に不登校だったりいじめられていた側だったりした生徒が多いので、共感しあえたり、あまり気にせず、フレンドリーに交流できる雰囲気がある。 担任もメッセージを送れば相談に乗ってくれるので、不安はない。 通学コースについてはわからないので、それで4点。
【先生の親しみやすさ】
私の担任は3年間別々の人だが、とてもいい人に恵まれた。ネットコースの教員は基本的にやさしく丁寧な先生が多い印象。通学コースはあまり知らないが、担任なのに教員免許を持っていないor取得中など、あまりいい印象はない。ごくまれに人間性を疑うような先生もいると聞く。
【進路実績】
昨年東大生も排出され、早慶の合格実績もある。生徒の努力次第でどこへでも行けるような学校。 大学の進学実績もなかなかだが、プログラミングを通学コースや学習ツールを使って学びそのまま大手の会社に就職したり、専門学校に行ったりする生徒が多い印象がある。
【友人関係やいじめについて】
Slackというチャットを使って基本的にコミュニケーションをとる。Slackにはチャンネルというものがあり、好きなゲームやアニメが同じという人が集まるチャンネルがあったり、クラスのチャンネルがあったりする。同好会や部活のチャンネルもある。 初期入室されているチャンネルもあるが、自分から気になるチャンネルに入ったり今までにないようなチャンネルを作って誰かに入ってもらって交流することで友達は増えると思う。 ただ、自分から交流しにいかないと待っていてもあまり友達は来ない印象。 チャンネルに入った時に挨拶をすれば自然と誰か返してくれて気づいたら友達になってると思う。 最終的には自分次第。
【学費】
基本的な学費は妥当。ただ、オプション(通学コースやオンラインコーチング)をつけるとその分支払金はもちろん増える。一応外部の塾に行くよりは多少安いかもしれない。
【卒業のしやすさ】
毎月の締め切りまでに動画見て教科書見ながら問題を解き、スクーリングを終えるだけなので、自分から進んで勉強できるのであれば問題なく卒業できる。
【校則の厳しさ】
そもそも校則がない。「校則」はないが、「ルール」や「ポリシー」はあるので、それさえ守っていれば基本的には大丈夫。