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デザインと社会を学べる
就職3|資格1|授業3|アクセス-|設備2|学費2|学生生活3
総合デザイン科に関する評価
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総合評価
総合的、多面的にデザインについて、そしてそれを取り巻く社会についてを学べる。専門学校の中でも五美大に次ぐ地位があるので就職間口が広い。世界的に活躍する卒業生が多数いらっしゃる。
一流のデザイナーに実際に会い学べる機会が多く、最先端の情報を知れることと将来への礎が築きやすい。 -
就職
求人票はたくさんくるが自主的な就職活動が多く、就職セミナーなどは全員参加ではなく必修科目でもない。
将来への明確なイメージが抱かないと何もしないまま卒業となってしまうこともしばしば。
電通、博報堂 下請け子会社など有力企業を始め個人経営のデザイン事務所などもあれば写真家やイラストレーターなどフリーランスなど「デザイナー」としての働き方が様々なので業界実態は教えてもらえるが実際の情報収集は自分次第。 -
資格
自主的に取得をする。
デザイン業務に必要なAdobeソフトの講習や授業はしっかりサポートされているが、課題以外、資格などは皆無なので注意。 -
授業
デザイン理論等は座学とレポート提出が基本。課題は膨大。1年次は特に毎週提出する制作物が5つはありそれぞれに時間を割くのが大変。総合デザイン科は1年次が基礎として造形やデッサンのほかにプロダクトデザイン、ビジュアルデザイン、スペースデザイン、ファッションデザイン全てをこなさなければならない。メリットとしては各分野の理解と自分の向き不向きがしっかりわかる。デメリットとしては向かない、苦手なものにつきっきりでこなさなければならないという精神的苦痛が大きい。
2年次からはそれぞれの分野専攻に分かれるため自分の目指す分野に専念できる。しかし学生の志望比重が偏っているためビジュアルデザインは120人ほどに対してファッションデザインは20人ほど。そのため先生の指導密度は差がある。そうはいっても先生たちはみな真摯に相談に乗ってくださるので積極的にききにいくこと。
当たり前だが制作費はすべて自費で賄わなければならないのでバイトなどとの折り合いを慎重に。またがんばって作らことが大切。完成品がどんなにゴミだと思っても作りきったこと、良いところはどこかをしっかり見つめること。 -
施設・設備
大前提として校舎のビルが小さく狭いのでどこもカツカツである。
工作室にはボール盤を始めグラインダーなどちょっとした日曜大工では充分な設備があるが、レーザー加工機はないので外部の施設に頼らざるおえない。場所が渋谷なので周辺で賄えるが移動が大変。パソコン機器は2017年度からパソコン室の充填をしたがそれでも台数は全学生が十分に使える数はないので自分のノートパソコンを持つ生徒が多い。もちろんMacBook。
印刷機もインクジェットプリンタは一台しかないので争奪戦が絶えないので近所のキンコーズを使うしかない。
印刷代は自腹。そして売店はあるが、小さいため全ての学生の分野に賄あるほどの品揃えはない。近くに東急ハンズがあるのでそこで揃える。しかしビジュアルデザイン系の生徒として紙製品の取り扱いが絶望的に少ないので銀座や神保町の竹尾(紙専門店)へ足を運ばしかない…
そして渋谷は美術用品店が少ないです。地方の方は是非グーグル検索で、また近郊の方は見学会で周辺をよく見てみてくださいね。 -
学費
世界的有名デザイナーを呼んだりさまざまな分野のかたがたを呼んだり、ほかに設備維持費と特に地価を考えれば、決して学費が安いわけではないですが妥当かもしれないな…と思います。しかし何度も言いますが制作費は自費なので学費以上に覚悟しておいたほうがいいです。
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学生生活
地方から来る方や大学を卒業して来る方など年代も育ってきた環境も違う人がたくさん集まるのでさまざまな視野を体感できます。1年次は総合的に全ての分野を学ぶためそれぞれの志望の学生と交流できます。入学生徒200名をランダム?に50名ほどずつ4クラスに振り分けられます。クラスの雰囲気は本当にその時集められた人それぞれなのでものすごく賑やかであるか、静かであったりまちまちです。高校のときより多い人数なので人を覚えきれないこともありますが、まあ大体の顔は覚えられます。途中退学する方も少なくはありません。
2年次からは先述した通り。
3年次は卒業制作に向けたゼミを選択するのでクラス単位というより、10~20名ほどの少人数での落ち着いた関係になっていきます。卒業時は全体人数は180人ほどかと思います。
この学科で学べること |
学科
わたしは2年次からビジュアルデザイン専攻でした。 ザックリ言うと視覚デザインが主です。(ポスター制作、イラスト、動画制作など)しかしただパソコンや紙に絵を描くことがデザインではないというようなことを理解しました。 エンドユーザー、また周りの社会にもたらす「広告」や「企画」の機微についてプロセスを大事にし、コンセプトを伝えるデザインとはなにか?を制作を通して繰り返し学びました。 グループ制作で雑誌やビジュアルブックをつくったり、またショップ企画などの具体的なデザインの勉強をしました。 選択授業は細かくあり、パソコン技術のほかに印刷技術講習(シルクスクリーンなど)、メディア論研究、色彩研究など幅広い分野から選んで学べます。 |
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