産業デザイン学科に関する評価

• 総合評価

  広く浅く、いろいろなデザインの授業があり触られる面積は広いので、何が一番好きか等を知るにはいい場所だと思うが、どうしても浅いため深く一つのことに集中して自己を高めるには向かないとおもう。さらに「日数的に省かなければいけない授業内容」というものも多くあって、どちらかというと[塾通い]に近い感覚の部分があった。

• 就職

  そこまで実際には「希望した場所に就職できた者」は多くなく、妥協点を探って就職した人間が大半で実績を残している人は一握り。

• 資格

  資格自体は各個人に任せ、資格数も多くない。 試験自体に積極的にかかわる学校ではなく、聞かれたら答えてくれるくらいのスタンス。

• 授業

  広く浅く分野に触れられるのはいいけれど、内容は濃いとはいえず自分の中にしっかり根付く事柄は少ないと思ったため。

• アクセス・立地

  地下鉄駅から徒歩で20～30分くらいかかる場所で、少々辺鄙な場所に立っている。コンビニなどが近くにあるわけでもないので、校内の小さな購買でほとんど買い物をする。

• 施設・設備

  小さな学校であり教室も小中学校並みからそれ以下の場所も多い。 少なくとも自分の学科はビルの一室のような雰囲気を持つ場所が多かった。

• 学費

  いろいろな機材、教材的には妥当かもしれないが、身に着けることができる深さ的には少々高い。 奨学金制度があるが、本当に力のある（または全力で力を付ける決意がある）人が就職まで成功しないと、後々重くのしかかることになる。

• 学生生活

  年齢もバラバラで女性の方が多かったが明るい人が多くクラス内の雰囲気は多かった。 深い関係になった人は本当に少ないが、会話は弾んでいた方だったと思う。恋愛にはほとんど無縁だったと思う。