【総合評価】
高校卒業はできる。ただ、いい先生に巡り合えるかどうかで、楽しい高校生活ができるかが決まると言ってもいい。
【授業内容・コース】
先生によりけりだが、進め方、課題の量などに不満があれば担当の先生を変えて貰えばいい。
【スクーリング】
担当の先生のスケジュール次第ではあるが、「◯曜日は15時以降にしてほしい」「△曜日は午前中に」などといった変則的なスケジュールを相談しやすい。もし不可能な場合、担当の先生を替えてもらうこともできる。
【サポート体制】
何か特別なサポートがあるというよりは、入学者のほとんどが不登校経験者ということもあり、先生も生徒も慣れている印象。以前通っていた学校や不登校のことには触れないなど、みんな配慮ができる。
【先生の親しみやすさ】
さまざまな先生がいるので、その中から相談しやすい先生を見つけやすいと思う。逆に、相談しても対応がかなり雑な先生もいる。
【進路実績】
AO・推薦入試を受ける人も多いが、合格率はあまり高くない。結局落ちてしまい、一般入試でレベルをかなり下げた大学を受ける人が多い。専門学校に行く人もいるが、割合としては大学進学者が多い。
【友人関係やいじめについて】
いじめはなかったが、友人に関してはイベントに参加するなど自分から積極的にならなければできないと思う。
【学費】
高校とサポート校、どちらにも学費を払わなければいけない。トライ式高等学院の学費は、個別教室のトライと同じシステム。
【卒業のしやすさ】
レポート提出と年に数回のスクーリング(所謂テスト)で一定以上の点数をとると単位を取得できる。以前はスクーリングに出題される問題をスクーリング前に教えてもらうことができた。しかし、ここ1年ほどの間にそのシステムがなくなったため、満点をとるのが難しくなったが、一定のラインがかなり易しいため、卒業が簡単である。
【校則の厳しさ】
髪を染める・バイトをする・ネイルをする は問題なく行なえる。社会的に良くないこと以外は、基本的にできる。