栄養士科に関する評価

• 総合評価

  一学年の人数が多く、5クラスありました。
  1年時と2年時はクラス替えがありましたが、クラス毎に授業科目の進行方法が違っていたので2クラスと3クラスに分かれてその中でのクラス替えでした。
  私のクラスは隣のクラスとのクラス替えでしたので、半分しか人数が変わらなかったので2年時も友人関係は良好でした。
  クラス内でも孤立する子はいなかったです。
  担任の先生は若いですが気さくな方で話しやすく、雑談も盛り上がりました。
  調理実習の当番の時は早めに行かなきゃならないので大変でしたが、今ではいい思い出です。
  1年時の授業が週5日で午前午後と詰まっていたので辛かったですが、2年時は半分とまではいきませんが余裕が持てるくらいにはなりました。
  ホームヘルパー2級の授業も取れたので今ではそれも活用して働いております。
  教職の授業は取ってません。
  栄養士科から管理栄養士科に進学した友人もいましたが、進学して良かったと言っていました。
  これは自分の実力と、就職先の状況で決めたらよいと思います。
  私にとって、有意義な２年間でした。

• 就職

  私の周りは保育園に就職した方が多かったです。
  学校にも募集の紙があったので、給料の相場などが比較できました。
  企業か学校か保育園か福祉施設が一般的な就職先だと思いますが、どこに就職したらどんな待遇なのかは先生に聞くとよいと思います。
  卒業生も多いので、情報は豊富でした。

• 資格

  ホームヘルパー2級の講座があり、受講しました。
  1年時の後半の時期の土曜日でしたので、
  学校に週6日通わなくてはならなかったかので大変でした。
  しかし、今はその時の資格を活かせているので無駄ではなかったです。
  学生のうちに１つでも多くの資格が取れて良かったと思っております。

• 授業

  調理実習の授業はホテルのシェフクラスの方が指導してくださるので本格的な料理が学べました。
  その時のレシピは今でも自宅で使用します。
  給食の授業では、大量調理の難しさを痛感しました。
  10人分作るのと、100人分を作るのでは感覚が全く違うことにやってから気づきました。
  老年期や幼児期の食事を学べたのは今の仕事でもとても役に立っております。
  解剖や培養の実験もありレポートも多くて大変でしたが、とても良い授業内容だと思いました。

• アクセス・立地

  田園都市線の各停しか止まらないので、一駅乗り換えが手間に感じたことがあります。
  渋谷から乗り換えでしたので、若干乗り換えが遠かったです。
  しかし、学校帰りに友人と遊ぶには渋谷が近いので便利でした。
  駅から学校までちょっと距離があるので最初はわかりにくいかなと思いました。

• 施設・設備

  調理実習台は広さもしっかりあり、充分でした。
  先生の台も鏡が天井についていたので座っていても見えました。
  給食施設も十分で、私が行った実習先と同じ器具が揃ってました。
  もっと古い設備の実習先もあれば新しい設備の実習先もあるので、そこは仕方ないと思います。
  特に困ったことはありませんでした。
  体育の授業では校庭がないので、近くの公園まで歩いて行きましたが気分転換になるので良かったです。

• 学費

  学費は安いとは言えませんが、大学に比べたら安いので妥当だと思います。
  私は奨学金をもらっていましたが、それは一人暮らしの生活費に充て、両親が学費を払っておりました。

• 学生生活

  一学年約200人でしたので、5クラスもあり全員と話せたとは言えません。
  ですが、クラス単位での授業なので友人関係は良好でした。
  2年時のクラス替え後は、隣のクラスにも友人がおり、更に輪が広がったように感じました。
  現在もたまに専門学生時代の友人と会いますが、それは２年間同じクラスの子もいれば、１年間だけ同じクラスの子もいます。
  また、社会人の方もいらっしゃったのでその方からいろいろな話を聞けたのも良かったです。