看護学科に関する評価

• 総合評価

  看護師になることを真剣に考えている人にはとてもいい環境です。ただ、生半可な覚悟で来ると痛い目を見ます。本気で看護師になると考える人でなければつらいと感じることが多々あります。年に１人くらい残念ながら退学者がでます。本気で勉強しないと留年も容赦なくあります。しかし、先生はやさしく、大切なことをきちんと教えてくれますし、つらいときには励ましてくれる友達もいます。道立看護学校ということで先輩方が築いてくれたイメージのおかげでかなり就職には有利になっています。

• 就職

  北海道立ということでもともとのブランドが高く、基本的に就職難民となることは皆無です。先輩方の作り上げたイメージがあるのでそれを壊さないためにきちんと勉強していきましょう。地域保健学科や助産学科に進む人もいます。大学に編入する人もいますが、北海道内で編入できる大学がなくなっていしまったので、本州に行く人がいました。

• 資格

  私の学校は国試の合格率100％です。これは他の学校ではありえない数字となっています。みんな必死で勉強しているので、この合格率が実現されます。頑張りましょう。

• 授業

  先生によっては全く分からない人もいます。病態学など、近くの大学から先生を招くことが多いので授業のことを質問しようと思っても先生がいないことがあります。しかし、詳しいことまで教えてくださるのでとても勉強になります。

• アクセス・立地

  すぐ隣に医科大学があり、実習に行くのがとても楽なことがあります。学校内は狭いですが、コンビニが近く、休み時間に行くことができます。医科大学内にスタバもあるので、買いに行く人多いです。医科大学内の図書室は品ぞろえがいいので、とても勉強になりますよ。

• 施設・設備

  学校の校舎はとても古いです。冬は極寒で夏はとても暑い。膝掛や、うちわが必須アイテムとなっています。夏には扇風機が登場しますが、教室の真ん中だと風は来ません。その代わり、看護の物品はしっかりとそろっています。

• 学費

  道立なので学費が格安です。教科書代が結構かかってしまうのですが、それを考えてもほかの学校よりも桁が1～2個違うと思います。

• 学生生活

  女子率が95％以上を占めているので、学内での恋愛はほとんどないです。むしろ恋愛して、破局した後がとても気まずいと思います。その代わり、友人関係はとても親密になります。三年間全く同じメンバーで過ごすので、必然的に仲良くなります。いじめはあり得ません。