【総評】
自学学習に馴染める自信があるのなら断然お勧めできるが、学習意欲が低い人、自己管理の徹底が苦手な人は続かない恐れがある。家庭や体調面において何かしらの悩みを抱えている生徒が多く、生徒同士が打ち解けあって会話する姿はあまり見られない。あくまで資格を得るための場である。
【校則】
あってないようなもので、服装、髪型、装飾品などで注意されたことは一度もない。周囲に迷惑をかけるような生徒はかなりの少数派で、おおらかな校風が持ち味であり、落ち着いた雰囲気である。
【学習意欲】
月10通以上の提出課題(リポート)とテレビ・ラジオの放送視聴を課される。メディア媒体の授業は土曜を含む週6の午後からであり、リアルタイムでの視聴が困難な場合録画・録音、またはHP上のストリーミング放送を視聴することになる。この放送をきちんと見ていないと・聴いていないと答えられないようになっている設問がリポートに必ずあり、この設問への取り組みが足りていない場合評価が落ち、それが重なると評定が下がることになる。面倒くさくても出題範囲のストリーミング放送を必ず確認すること。
【いじめの少なさ】
ないといっていい。不良風の生徒もいるにはいるが、基本的に他人と関わろうとしないためこちらから声をかけたりしなければスルーされる。本校でも落ち着いているし全国に存在する協力校の落ち着きは群を抜くものがある。
【部活動】
文化系・運動系ともに存在するが、参加は自由で、回答者は興味がないため詳しくは分からない。活動自体は熱心に行われているという噂を耳にする程度で、多くの生徒は部活動には参加しない。大会に出たりもしているようだが、ごく一部の生徒が頑張っているだけであって回答者には関係のない事である。
【進学実績】
就職と進学が半数程度で、残りの半数は目標がなく卒業したらしたで何もしなくなる者も結構な数、存在する。推薦がもらえる学校も限られており、大学より専門学校の方が多い。名門・マーチに進む生徒は指で数えるほどしかいないため、非常に珍しい存在である。
【アクセス】
JR中央線国立駅から徒歩、あるいはJR南武線谷保駅から徒歩となる。移動距離は大したことない。バスも高頻度で通る。中央線はダイヤの乱れが起こりやすいため、スクーリングのうち何回かは迂回を余儀なくされることもある。武蔵野線利用による埼玉方面から通ってくる生徒、高尾より先の中央本線から通う山梨在住の生徒も存在するとのこと。
【学費】
安い方ではないだろうか。高等学校就学支援の還付もあり、年度の折り返しに半額程度が戻ってくる。入金は一括なので新年度に毎年一年分を用意する必要がある。年度途中に必要となるお金はなく、一度払ってしまうことができれば大丈夫である。
【施設設備】
きれいで落書きも少ない。校舎・運動場ともに広く狭苦しいといった不満はない。体育館も十分な広さが確保されている。プールがないため水泳の授業はない。
【制服】
指定の制服は存在しない。私服での通学となる。
【先生】
どの先生も厳しすぎるといったことはなく熱心に対応してくれる。リポートの遅れ等が重なっても向こう側から連絡してくることはないし、何か質問がある場合は生徒から直接連絡しないと解決しない。その他は可もなく不可もない。
入試に関する情報
【この通信制高校/サポート校を選んだ理由】
ただただ高校卒業の資格が取りたかったのと、願書を出したら面接のみで選考が行われる点が魅力だったから。全国各所に存在する協力校への通学でスクーリング時間を見たし、中間試験・年度末試験をパスすれば単位がもらえることも大きな魅力の一つ。
【入試対策】
選考は面接のみのため何の対策もしないまま入れた。
進路に関する情報
【利用した塾】
選考は面接のみのためいずれも利用していない
【利用した参考書】
選考は面接のみのためいずれも利用していない
【進学先・就職先】
卒業後は何もしていない
【進学先選定理由】
とりあえずしばらくこのまま自宅にて過ごし、余裕が出たら考え始めるつもり
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