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自分に合った通信制高校を選んで、
大学進学・就職への一歩を踏みだそう!

文部科学省による調査データ

通信制高校の学校数・生徒数

文部科学省が発表している「学校基本調査」によれば、2013年度の通信制高校の学校数は221校(うち私立校数:144校)、生徒数は18万5589名(うち私立校生徒数:11万585名)となっています。
通信制高校全体の生徒数は増加傾向にありますが、公立の通信制高校の在籍者数は減少している一方で、私立の通信制高校の在籍者数は増加しています。このことから、私立高校の人気が高まっていることがうかがえます。
通信制高校に在籍する生徒の若年化も進んでおり、10歳代の生徒の占める割合は公立高校で50%越え、私立では90%を越えています。
下図は、1984年度から2011年度までの、全国通信制高校数の推移を示したものです。全国の通信制高校は、長い間100校を下回って推移してきましたが、1999年に100校を上回り、増え続けています。通信制高校増加の背景としては、働きたい生徒や不登校・ひきこもりの生徒、芸能人、スポーツ選手などが、柔軟なカリキュラムで学習できる通信制高校を選択するケースが増えていることが挙げられます。
また、多様化する生徒のニーズに応えるべく、教育特区制度(構造改革特区)により株式会社が設立した高校が増えたことなどが考えられます。

通信制高校に入学する理由

文部科学省「学校基本調査」によると、通信制高校へ入学した動機として最も多いのは、「高等学校の卒業資格が必要だと思ったから(45.8%)」、続いて「自分のペースで学習が進められると思ったから(17.7%)」となっています。
通信制高校を選ぶお子さんの中には、不登校の経験を持っているお子さんや学習障害を持つお子さんも多く、社会性やコミュニケーション能力を身につける場として、通信制高校が期待されています。

通信制高校に通う生徒の背景

<仕事やその他の活動との両立を目指す生徒>
通信制高校に通う生徒の中には、仕事や家事と両立しながら高卒資格取得を目指している人も多いです。文部科学省「学校基本調査」によると、スクーリングに出席する日以外に日中行っていることとして、47.9%が「仕事(アルバイトを含む)をしている」と回答しています(下図)。
また、「音楽・ダンスのレッスン」や「スポーツなどのクラブチームに所属して活動する」など、自分の得意分野を活かした活動を積極的にしている人もいます。
<不登校経験を持つ生徒>
通信制高校を選択する人の中には、不登校経験を持つお子さんも多いです。なんらかの理由で学校に行けなくなってしまったけれど、本当は学校に行きたい人や将来のことを考えて高校卒業資格を考えている人は少なくありません。
通信制高校の中には、スクールカウンセラーを常勤させている学校もあり、不登校経験者のサポートも行っています。

通信制高校に通う生徒の卒業後の進路

文部科学省「学校基本調査」によると、通信制高校に通う生徒の進路は、「大学等進学者」が増加傾向にあり、平成24年度は16.7%で、平成4年度の3.8%と比べて約4.4倍になっていますが、一方で進路未決定又は不明者の割合が高いのも現状です(下図)。
就職率については、近年の経済状況の影響もあり、低下傾向にあります。
また、全日制や定時制ではあまり見られない「進学や就職をしない者」や、「死亡・不詳の者」がそれぞれ一定数存在しています。この中には、元の稼業に戻ったり、専業主婦になるという場合も含まれますが、卒業後に再び引きこもりになったり、保護者ともども音信不通になってしまう者も少なくないようです。
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