第一看護学科に関する評価

• 総合評価

  第一看護学科に所属していました。80人で2クラスなので、大学と比べると小規模ですが、先生方はよく生徒一人一人を見てくれていたと思います。
  3年で資格を取るので、日々の授業や実習が忙しく、休みの多い大学の友達を羨ましく感じることが何度もありましたが、就職には全く困らなかったし、卒研も大学ほど大変ではなかったことが良かったなと思う点です。また何より一番良いのが、学費がどこよりも安い！とても親孝行できたと思いますし、取る資格は同じなので、助産師や保健師ではなく看護師を目指されるなら持ってこいの学校だと思います。入学試験の倍率は高いですが、、。私は入試の勉強は過去問をひたすらやっていました。
  大学と違い、生徒の年齢層が幅広いことも私は良かったなと思います。私たちの代は約半数が社会人経験者でしたが、お互い仲良く助け合いながら、刺激を受けながら辛い実習も乗り越えることができました。
  

• 就職

  80人のうち、資格の取得率・就職率ともに、1,2人落ちるか落ちないか、くらいだと思います。私は就職に関して先生にあまり相談しなかったですが、病院説明会に参加するよう開催日を貼り出してくれたり、いつでも相談に乗ってくれる環境ではありました。
  先生方も就職希望の多い病院についてよく調べてくださり、アドバイスを貰っていた学生も多かったと思います。

• 資格

  上記でも述べましたが、資格取得率は毎年80人中1,2人落ちるか落ちないか程度です。たま～に5人くらいダメだった年もあるとか噂で聞いたこともありますが、事実かどうかは不明です。先生方は合格率100%をかなり目指していて、1年生の夏休みからとても尻を叩かれます(笑)課題もそれなりに出ますが、出来ない量ではないですし、学生生活遊びたい盛りなのも理解してくれる先生が多かったように思います。
  3年生のクリスマスまで実習があり、それが終わると2月まで国試に向けて勉強漬けの毎日ですが、しんどい時や気持ちが折れそうなときは好きな先生に話を聞いてもらっている学生も多かったです。先生も皆看護師または助産師経験者ですし、とても親身に考えてくれ、サポートは十分あったように思います。

• 授業

  外部講師を招いての授業も多数あるので、その点は講師により分かりやすいものと分かりにくいものがありました。これいるのかな？と思う講義もありましたが、出席して単位をとれれば良いので数回サボったこともあります(笑)学校の教員の授業はほとんどが試験に役立つ、分かりやすい授業でした。先生方も国家試験の傾向をとても勉強し、ポイントを絞って指導してくださり、受験当日とてもありがたく思ったのを覚えています。

• 施設・設備

  学費がかなり安く、市民の税金で成り立っているため、施設は最低限で少し古いかなって感じです。節電節水や、物を大事に扱うよう口うるさく言われました(笑)校内の掃除も週に1回自分達でやりますし、夏休みなどの大型連休の前には2時間ほど使っての大掃除もありました。
  きっと大学ほど設備は充実していないと思いますが、就職して困ったことも、大学出の同期と差がついて羨ましく思ったことも全くないので、特に問題ないと私は思います。

• 学費

  学費については文句なしです。ここほど安くて合格率の高い学校は広島県内他には無いんじゃないでしょうか。

• 学生生活

  やはり看護学校なのでほとんど女子の世界ですが、いじめとかは全くなかったです。看護師を目指すだけあって優しい子が多かったのかな…。むしろいじめっこがいれば、そっちの方が浮く感じだと思います(笑)
  看護師になる！という、皆が同じ目標に向かっているので、助け合い高め合いながら過ごせました。行事も小規模ですがありましたし、和気あいあいと楽しい学生生活3年間を送ることができました。先生方も人間関係で悩んでいることがないか気にかけてくれて、相談に乗ってくれます。色んな人の価値観にふれて欲しいという思いがあるのか、いつも一緒にいる仲良しグループは必ずクラス替えで分断させられていたように思います(泣)