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書道家の専門学校
滋賀県
淡海書道文化専門学校
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一生物の資格と技術を習得できる学校

就職3|資格5|授業5|アクセス3|設備5|学費5|学生生活3
書道研究科に関する評価
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総合評価
本当に書道・習字が好きで学びたい意欲があればおすすめです。きちんと勉強すれば誰しも入学当初とは見違えるような高い技術と豊富な知識が得られる環境です。
ただ本格的すぎたのか頑張りすぎたのか理由はわかりませんが、私の代では途中離脱してしまった子も数名いました。
色々と問題はあるかもしれませんが自分の成長という目的を見失わず、かつ自分に不利益のないように頑張りすぎず頑張ってほしいです。 -
就職
財団へ就職したい方、教室開設したい方には手厚いサポートが受けられるのでとてもおすすめです。就職ではないですが、卒業後に大学編入している方もいました。
一方そのほかの書道関連の就職先については、アドバイスこそ頂けますがほぼ自力で探す必要がある印象です。
はたまた書道関係以外の仕事に就く場合には、学校の書道職の排出率に影響するためか「勿体ない・残念だ」といった反応をされることもあります。
入学当初はおそらくほとんどの方が書を仕事にしたいと考えているはずですが、学生生活を通じ色々と思うことがあるのか業界への就職率は高いと言えません。
そのためやはり財団就職や教室開設を目指す方に1番向いている学校だと思います。 -
資格
日本習字の高段位試験、書写技能検定を学校で受験できます。前者は授業内で取得のためのカリキュラムが組み込まれているため確実に合格できますし、
通常6、7年以上かかるとされる資格を1年で取得できるため、すぐに日本習字の教室を開きたい方にとっては大きな魅力だと思います。
後者は任意で休日に学校で受験する形で、文部科学省後援の試験のためか特に1級は実技の基準が非常に高く、こちらもしっかりと対策はしてもらえますがそれでも合格率は低めでした。
ですが日本習字含む通信教育の資格とは異なり、公的な資格としての信頼性が高く履歴書等にも記載可能と非常に魅力的な資格のため、大半に人が勉強・受験はしていました。 -
授業
先生によって多少満足度の差はありますが、全員間違いなく書道に関してプロフェッショナルな方々ですし、全体的にも実技、座学、教養などバランスよく組んでくれていたと思います。
初心者でも無理なく学べ、かつ経験者には確実に次の段階へ進めてくれるよう、工夫してやってくれていたのは良かったです。
朝や放課後、休憩中などもほぼ全ての先生が添削を対応してくだっており、先生にとっては大変なはずですが生徒としてはとても有難かったです。
ただ一部の先生は添削に時間をかけすぎる傾向があり、授業の大半を添削の待機列で過ごすこともありました。
課外授業や宿泊研修などもありましたが、あれは完全に遠足として楽しんでました。 -
アクセス・立地
なかなかに田舎です。最寄り駅まで徒歩1時間以上あります。電車通学の方は行き帰りスクールバスでの送迎がありますが、通常のバスだと本数もかなり少ないため少し不便です。周辺で1人暮らしするなら自転車は必須です。
車もあれば便利ですが、運送屋さん、引越し屋さんみたいに使われている子もいたので何とも言えないかもしれません。
冬には雪がしっかり積もる地域なので、シンプルに寒さ対策も必要です。
関係ないですけど校舎で皆で雪遊びとかしてました。 -
施設・設備
校舎は古いですがおおむね綺麗にはされており使用には問題ありません。共同で使う備品が多いため、元の場所に戻す・綺麗に洗って返すなど、施設を清潔に保つためのルールは厳守です。
また施設内には観峰館という博物館が併設されており、これがかなり広くて書道にまつわる貴重な展示品がたくさん保管されている上、生徒は無料でいつでも出入りができたので、今考えるとなかなかあり得ない環境で勉強させてもらっていたなと思います。 -
学費
一般的な専門学校と同程度かと思いますが、学費以外にも検定費、筆、紙、墨代などの出費が頻繁にあるため細々とした負担はあります。
昼食にあったかいご飯とみそ汁、お菓子まで付いたお弁当が毎日支給されていたのは金欠学生にはとても有難かったです。 -
学生生活
学生数が少ないので自然と仲良くなりやすい環境です。同級生の中には年上の方・ご年配の方も多くそのような方から聞くお話や交流はとても貴重で有益でした。ただ若い子の間では人数が少ないからこその人間関係のトラブルは多々ありました。
あとはアルバイトはしないでおくか、最低限にとどめておくのが良いと思います。物理的に勉強時間が減りますし、疲れから学校を欠席する子も多く、個人的にバイトしている子で卒業時上手だと思える子はいなかったです。
なお在学当時は一部の先生による不適切な発言が問題になっており、上手く交わせない生徒の中にはそれに心を病める子もいて可哀想でした。
今思えばそれすらも一種の処世術を学ぶ授業だったのでしょうか。
学科における希望業界への就職率
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10%以下 30%程度 50%程度 70%程度 90%以上 ※上記は投稿者の感覚による数値となります
| この学科で学べること |
学科
筆、硬筆での美しい文字の書き方 5書体の基本知識、書き方、歴史 賞状や熨斗、表札など実践的な応用 漢字と仮名、デザイン性も取り入れた作品制作 茶道、国語、篆刻、拓本採り、指導者育成の授業 など |
|---|---|
| この学校・学科を選んだ理由 | 昔から書道が好きだったので真剣に学んで極めてみたかったのと、当初は財団への就職を希望していたため。 |
| 希望業界に就職できたか | いいえ |
| 就職先 | 一般企業 |
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