法律科に関する評価

• 総合評価

  中央大学法学部通信教育課程の併修することができる。提携校としてのメリットは本校の授業の単位を取得することよって、一般教養科目は単位換算されることや専門科目はレポートの免除されることなどが挙げられる。また、大学編入の講座にも力をいれており国公立大学や難関私大の進学実績も多数ある。大学受験で失敗してもリベンジができる。編入試験は受験者数が少ないので一般試験よりも入学しやすいこともある。

• 就職

  民間就職　
  ゆうちょ銀行、かんぽ生命、郵便局や地方銀行、各士業の事務所に実績が多い。中央大学も卒業すれば「中央大学卒業」と履歴書に書けるので「専門学校卒業」として就活するよりかは企業の受けが良いケースもある。
  公務員
  法律科を卒業すると大卒者対象の採用試験を受験することができる。毎年数名採用されるが地方初級職や警察官の採用で地方上級職や国家一般職の採用者は稀である。公務員対策の講座は一応あるものの、公務員専門学校のような授業やサポートはなされていない。
  進学
  法科大学院に毎年数名進学しており、28年度は卒業生2名が司法試験に合格した。中央大学の法科大学院に進む者が多い。

• 資格

  司法書士、行政書士、社会保険労務士、宅地建物取引士の講座が設けられている。各資格ともに合格者が毎年数名ずつ出ているが講座のおかげで合格しているというよりか、各自が努力して取得しているのが実情である。資格取得予備校のような授業とはかなり異なる。

• 授業

  常勤講師は大学院を卒業しており法学の修士号を取得している。
  外部の講師も同様に大学院を卒業している講師が多い。
  授業は各講師により質が異なる。しっかり授業準備をしレジュメを作る講師もいれば、教科書を読むだけの講師もいる。これはどこの学校も同じだと思う。

• アクセス・立地

  ＪＲ中央線、名鉄瀬戸線、地下鉄名城線、ゆとりーとラインの4路線が乗り入れる大曽根駅から徒歩10分ほど。
  閑静な住宅街の一角に立地し学校の前に徳川園がある。

• 施設・設備

  全室冷暖房完備。教室以外にパソコン室、自習室、生徒ホール、書庫がある。
  毎日清掃業者が出入りしており清潔が保たれている。
  広い駐車場もあり車で通学することも可能。
  

• 学費

  学費は学科により異なるが他の専門学校や大学よりは割安である。
  中央大学を併修する場合は中央大学の学費(8万円)が別途必要。

• 学生生活

  4月に遠足がある。(2年生以上は自由参加)他にも法曹や金融、不動産の関係者を招いての講演会、裁判所見学が実施されている。
  サークルはフットサルサークルが存在するが活動実態は不明である。
  少人数の学校のため講師に質問や相談がしやすい。また事務員も親切で距離が近く他愛もない話がしやすい。