看護学科に関する評価

• 総合評価

  3年という短期間で正看護師が取得できるため、すぐに社会に貢献できる点が良いと思うが、逆にいうと時間が限られているために、実習の時間や国家試験の勉強時間がかなりハードスケジュールで組まれる。

• 就職

  独立行政法人国立病院機構の看護学校のため、機構への就職を進められることが多く、また機構への就職に有利である。就職率はほぼ100%であり、先生方もその生徒に合った就職先探しをサポートしてくれる。

• 資格

  国家試験合格率は毎年90%台と高い値であり、最高学年時には国試対策をグループ毎に団結して行うというカリキュラムもあるため、クラスみんなで合格しようという考えが強くやる気が出る。また、実習も他の大学よりも多いことから、実務から学べる看護も多く、国試勉強の役に立つ。

• 授業

  学科の授業では、隣接している弘前病院の医師や看護師が直接授業に来てくださることも多く、より現場に近い知識を学ぶことができる。各学年1クラスのみの少ない人数の学校であるため、先生方もより密になり生徒に指導してくださる印象。

• 施設・設備

  設備については、不足していると感じたことはないが、大きな大学と違い小さな学校であるため、備品の新しさなどは多少廃れているところがあるとは思う。でも、それで不便を感じたことはない。

• 学費

  当方が入学した際は年間40万と低価な学費であったが、その2年後から経営不振のためか、学費が4年制公立大学並みに上がっている。また看護学科では白衣や聴診器などの備品、医学書など高価な教科書も多く買う必要がある。

• 学生生活

  各学年1クラスのみの狭い空間での生活になるため、衝突などは多少あるのは仕方ないと思う。それも乗り越えてこその成長であると考える。結果として、自分はクラスみんなが団結でき、国家試験も合格できたものと考えている。