医療機器のエキスパートを目指す学び

• カリキュラム
  臨床工学科では、医学と工学の知識を融合させ、生命維持装置や高度な医療機器の操作、管理、保守技術を習得します。医療機器は現代医療に欠かせない存在であり、これらを正確に運用するためには深い専門知識と技術が必要です。本学科では、臨床工学技士として活躍するための基盤を築くことを目的に、質の高い教育を提供します。
  1年次には、医学と工学の基礎となる解剖学、生理学、物理学、電子工学などを学び、医療機器の基本的な構造や動作原理を理解します。これにより、医学的視点と工学的視点を同時に養う土台を形成します。
• カリキュラム
  2年次には、生命維持管理装置をはじめとする医療機器の操作や管理に関する実践的な技術を学びます。人工心肺装置や血液浄化装置、人工呼吸器など、生命維持装置の各分野での特性を深く学習し、患者の状態に応じた適切な選択や条件設定の方法を習得します。
  3年次には、臨床実習を通じて医療現場での実践力を養います。病院や医療センターとの提携による実習により、実際の医療機器の操作や管理を経験し、現場で求められる即戦力としての能力を高めます。また、国家試験対策にも力を入れており、過去問題や模擬試験を通じて試験合格に必要な知識を体系的に習得します。
• 資格
  本学科では、27人の少人数制教育を採用し、講師と学生の密接なコミュニケーションを通じて、きめ細やかな指導を行います。講師陣は、医学・工学の両分野で豊富な経験を持つエキスパートで構成され、講義や実習を通じて高度な知識と技術を提供します。
  さらに、国家試験合格を目指すための充実したサポート体制を整えており、資格取得に向けた徹底した指導を行います。本学科の卒業生は、臨床工学技士として医療の最前線で活躍しており、その高い技術力と専門知識が評価されています。