国家試験対策合宿・合格率

• 理念・制度
  臨床検査技術学科では１学年４０名１クラス編成になります。
  １クラスなのでクラス替えもなく同じメンバーで３年間の学校生活を送りますので、学生同士の中も深まりやすく、勉強面では学生同士で教えあう、助け合う校風があります。また学生が少人数なので、教員は学生一人ひとりを把握でき、その学生の学習状況、性格などを見極め各学生にあった指導をしていきます。
• カリキュラム
  １年生次は高校理数系基礎科目を徹底的に学習します。２年次は１年生で学んだことを基に実験や実習を行い、３年生では5か月という長期の病院実習を行うことで、学校で学んだことを現場でどう活かすのか、また病院でしか学べない技術を身に着けます。３年生の後半には授業も国家試験に沿った内容になり、模試も行っていきます。このように本校では臨床検査技師になるために勉強を1からスタートし、確実に力をつけステップアップできるカリキュラムを組んでいますので、高校時代理系コース出身の学生はもちろん文系コース出身の学生も毎年多く卒業しています。
• 実習
  通常の授業は教員１名で行いますが、実習の際は学生それぞれで行っていることが異なり、学生全員の状況を把握するが難しいため、複数名の教員で担当することが多いです。これにより学生一人一人に指導もできますし、学生も何か不明な点などあればそばにいる教員に確認しやすいという利点があります。また病院実習では５ヶ月間と長期間にわたって行います。病院でしか学べないことが多くありますので、しっかりと時間を確保し学生にとって成長できる環境を準備しております。
• 資格
  本校で３年間の学校生活は、学生にとって決して楽ではないでしょう。命に関わる国家資格の取得を目指す訳ですから、難しい・厳しいと感じることもあると思います。高校時代文系コースや商業高校工業高校出身の学生でしたら尚更です。しかし、そんな大変な環境の中でも学生が意欲を持って努力してくれた証が、本校の魅力の一つでもある、高い国家試験の合格率になります。毎年全国の平均値以上を推移しており、今年で合格率100％を10年連続達成することができました。この合格者の中には、高校時代文系コースや商業高校、工業高校出身者も含まれます。本校ではどんな環境で過ごされてきた方でも臨床検査技師を目指せます。
• 就職
  本校の就職支援はガイダンスから始まります。どういった準備をし、どういった流れで内定をとるのかを指導し、学生は理解した上で動き出します。求人票に関しては就職支援室で随時閲覧が可能ですが、入学時に貸与するPCでも、随時情報が閲覧できるようになっておりますので、学生はいつでもどこでも最新の求人情報が見れます。また本校教員は病院の職員の方との繋がりが多いため、そこから得られる情報も多くあります。就職試験対策は、卒業生が残した過去の試験記録をまとめておりますので、在校生は試験内容、傾向を把握した上で筆記対策や模擬面接を行っていきます。