ぎふ国際高等学校の口コミ・評判通信制高校

【総合評価】
中学時代不登校で全く教室に行けませんでしたが、二日午後クリスタルコースで一度も単位を落とす事なく卒業できました。 入学したての頃はどうしても休みが多くなりがちでしたが、少しずつ肉体的・精神的に余裕ができるようになり、「自分でもまた学校に通えるようになれるんだ」と少し自信がついたように思います。 学校に行くのがとにかくしんどい、でも進学しないわけには……と苦しんでしまう方が、頑張りやすい環境ではないかと思います。 勿論、半日登校である事を活かして好きな事やバイトを沢山したいという方にもおすすめです。

【授業内容・コース】
良くも悪くも教科書・プリント通りにきっちり進んでいく印象。授業日数の関係でどうしても駆け足で授業が進む為、授業を受ける事なく飛ばされるページも多い。

【高卒資格の取りやすさ】
とにかく学校側が「卒業できるようにする」事を重視しており テストに出てくる問題は、ほぼ全て授業中に出された課題のレポートに乗っている問題がそのまま出てきた。 出席さえしていて、授業も普通に聞いていれば単位を取る事はそう難しくない。

【スクーリング】
週二日、週三日、週五日の3つのコースと、性格に合わせた2つのコースを組み合わせて選ぶ。 基本的には午前登校午後自由だが、一部のコースは午後登校になる。 ただし定期的に挟まる校外学習や学校祭は、午後登校のコースであっても午前中からの一日活動になる。

【サポート体制】
不登校経験者へのサポートを前面に押し出したクラスがある。体調に関係して席選びを配慮してくれたりする。が、それ以上に自分と似たような経験をしてきたであろう人達と過ごす事自体の安心感がすごい。

【先生の親しみやすさ】
自分があまり先生と積極的に話をするタイプではなかった為詳しくはないが、放課後先生と談笑している場面を時々見かけることもあった。先生達も話を聞いて欲しいとお願いすれば基本拒まなかったと記憶している。

【進路実績】
殆どの人が進学する。就職する人もいるが、クラスに一人か二人程度。 金銭的なサポートがあったり校外学習の一貫で見学に行く事もあり、同じ電波学園グループの専門学校に進学する人が多い印象。 放課後面接練習に付き合ってもらったり、サポートは手厚い。

【友人関係やいじめについて】
不登校経験者などが集まりやすい環境の為、いじめに関する対応はしっかりしていたと思う。ただ、その環境故に一部のクラスでは大人しい性格の似たような生徒が集まりやすい為、友人関係が充実するかは本人の性格による所が大きい。

【学費】
登校日数の割には、通信制高校としては良心的な価格という印象。