【総合評価】
通信制の「自分のペースで勉強できる」という最大の長所が、「先生が生徒にあまり干渉しない」という砂川高校の特徴で、よく活かせられていると考えられる。しかし、自分から考えてやらなければいけないことが増え、そこに自信のない人にとっては少し不安に感じられるかもしれないので、星3とした。
【授業内容・コース】
全くと言っていいほどしていない。私は、国立理系志望で、地理B選択であったのだが、無い。また、数学3、化学(基礎を付していない)が無かったことを覚えている(このほかにも習得できない科目が多数ある)。したがって、受験に使うが高校でできない科目は、予備校や独学で勉強しなければならない。かと言って、あのレポートあの週一の授業のみで国立理系の入試問題を解けるようになるかと言われたら、まずならない。ほとんどの私立大学も無理だろう。というか、大学受験の勉強時間を増やしたくて通信制にした人にとってはこんなことはわかっているだろう。自分次第でどっちにも転ぶ。
【高卒資格の取りやすさ】
誰でも卒業できる。何かのきっかけで一瞬話した人は6年間ほど在籍してるとの話だったが、明らかに勉強していなかったので、1日30分でもレポートをやり、テスト前にぱらっと見るだけで大丈夫。卒業できない人のほとんどが、テストに来なかったり、白紙で提出してるのだと思う。
【スクーリング】
どの授業を取るかは自分で決められるので、自由度はとても高いと言えるが、先にも記したが、無い科目もある。
【先生の親しみやすさ】
こちらが聞けば答えてくれる程度だと思う。先生によるところもある。
【進路実績】
ほとんどの人が就職したり、専門学校へ進学したりである。ので、そっちに行きたい人にとってはいいと思う。
【友人関係やいじめについて】
友達ができにくいが故のいじめの少なさであると思う。作ろうと思えば作れるのでは?