調理師科に関する評価

• 総合評価

  高知での調理師育成に４０年間携わってきた専門学校なため、様々な料理で活躍している人の半数が卒業生です。さらに、調理師になるために必要になる知識や技術の習得に力を入れており、調理業界の第一線で大活躍する色んな講師の方が来られます。校舎は新しめに見え、調理室にはそんな講師の技や手元が見えるようにあちらこちらにテレビが置かれています。クラスには、社会人出身の方も多いため年齢幅が広いです。なので、様々な価値観が入り混じっていますので楽しいです。

• 就職

  高知の調理師育成を４０年間してきただけがあってか、高知県の調理師業界の求人は一番あるとおもっています。また、県外や海外からも求人がくるために、海外の料理店へ就職をする人もいます。就職活動は、個別に模擬面接をしてくださったり履歴書のチェックもしてくれますので、とてもよいサポートだと思います。

• 資格

  授業では、国家資格である調理師免許を卒業と同時に無試験で取得できるのでその授業が多いです。また、カフェクリエーターや介護食士といった資格もあり、受けたい人だけ集中講座で取得する授業もあります。

• 授業

  高知の調理業界で第一線で活躍しているプロの料理人が多数おり、実際の話も聞くこともできます。また、常勤の講師も様々な場所で経験した実力者たちで失敗した話や成功した話を色々話してくれます。常勤の講師は、フレンドリーすぎるので何かあれば相談しても長い話でも付き合ってくれます。

• アクセス・立地

  近くの駅から徒歩十分なので、雨が降っていたらちょっと遠く感じます。自動車での通学も可能なのでバイクや自動車でくる生徒が多数いました。学校の近くにはスーパーがあるために、卒業料理展で必要なものを買い足しに行くには便利でした。

• 施設・設備

  校舎は新しめに見えます。新しい調理器具も少しづつですが購入をしているようです。設備は、冷暖房がついているため寒かったり暑かったりといったことはあまりなかったです。また、大量調理の授業もあるためそれ専用の施設もありました。

• 学費

  生鮮食品を扱うので本当に安いとは言えません。ですが、県外の調理師学校に比べたら、一年という短い期間というのもありますが１００万を切るところはあまりないです。また、それ以外には大量調理のときくらいに一回３５０円を支払うくらいです。二学期から始まる専攻科は別料金ですが、技術と引き換えになら安いものです。ちなみに、私は全額自分で支払をしました。

• 学生生活

  私がいたころは一学年３０人の３クラスで約９０人でした。他の学科はなかったので、この９０人で交流することが多かったです。しかし、他のクラスとあまりなかよくするといった人は少なかったですね。他のクラスで交流することができるのは、大量調理の授業と校外実習のときくらいです。