スポーツ医療柔道整復学科に関する評価

• 総合評価

  柔道整復師になるための勉強をしますが、意欲のある人は幅広い医療の知識を身につけることができるので、福祉関係やスポーツトレーナーを目指す方にもオススメできます。
  学生は男性が多いですが、女性の学生も増えています。女性だと、柔道の授業などで不安がある方も多いと思いますが、先生が丁寧に指導してくれるので運動が苦手でも安心です。
  アルバイトや仕事をしながら通学している人が大半ですが、授業についていけるよう、また、国家試験に合格できるよう補習も充実しています。

• 就職

  特別に就職サポートなどがあるわけではありませんが、先生に相談すれば、希望にマッチするところでの就職の手がかりはつかめるかもしれません。
  バイト先にそのまま正社員として採用される方、独立開業される方、別の分野で就職される方などさまざまですが、働く気があればどこでも就職できます。

• 資格

  近畿ではトップクラスの資格取得率です。
  しかし、入学してから3年の間に退学してしまう方もおり、最後まで在学していても、卒業試験に合格しないと国家試験を受けることができません。
  定期テストの折にしっかり勉強し、国家試験前にはかなりの時間を勉強に費やさないと合格できません。事実、柔道整復師の国家試験は年々難しくなっており、合格率も全体として下がっています。

• 授業

  柔道整復師・医師・歯科医師などが講師として授業してくださります。
  座学はテストが多いので、気を抜かず勉強することが求められます。
  柔道以外の実技は実際に働き始めてから役に立つことが多く、卒業後も何度もありがたみを痛感しています。ちなみに、実技は出席日数が座学よりも厳しく、休むとグループやペアの人に迷惑がかかるのでなるべく休まないのが鉄則です。

• アクセス・立地

  JR芦屋駅からは徒歩で15分程度、阪神芦屋駅からも15分程度、阪急芦屋川駅からは20分程度と、大変アクセスし易いところです。
  学校の目の前がバス停なので、バス通学している人もいます。

• 施設・設備

  高校生と隣り合った校舎を使っているので、高校生が休憩のときなどはうるさかった覚えがあります。
  校舎は新しいわけではありませんが、普通に使えます。
  エアコンはしっかり効いています。
  
  トイレが使いにくいところにあるのが難点です。

• 学費

  入学前のテストでよい得点をとれば、かなり学費は浮きます。ただ、良い成績を維持しないと途中から学費免除がなくなる可能性もあるそうです。

• 学生生活

  クラスの人数が多いので、気の合う友人は作りやすいと思います。
  実技では必ず誰かとペアで授業をうけるので、必然的に友達はできます。
  恋人はその気になればできるかな・・・