国際コミュニケーション学科に関する評価

• 総合評価

  演劇関連の職業に就きたい人は一度足を運んでみてはどうでしょうか。明確な夢が定まっていなくとも、時間の無駄にはならないと思います。確かに知識や経験は演技関連に固定されたものになりますが、その中で得られるものは「人として重要な事」が沢山詰まっていると思います。好きなものに逃げている・成功する人は一握り、そう言われてしまえばそれまでです。しかし納得しないまま夢を手放すのは勿体ない事です。諦めるのは、やってみてからでもいいと思います。

• 就職

  卒業前に校内で事務所やプロダクションのオーディションを受ける事ができます。人によっては劇団への入団をする事もあります。また、有名な事務所やプロダクションに受かる人も中にはいます。

• 資格

  校内でビジネス能力検定の資格を取りました。演技に直接の関連性はありませんが、国内であればどこでも通用するものだと思っています。

• 授業

  一行にまとめると、人間を多角面で見つめる事ができるようになり表現する事を目的として行われています。その中で必要な物は、体力・行動力及び発言力・リズム感・滑舌・感受性・論理的思考・客観的視点…他にもまだ沢山あります。それらを養う為に様々な授業が行われています。

• アクセス・立地

  地下鉄の出口から近い場所に位置しています。山手線からの通学路は、コンビニ・飲食店がよく見かけます。舞台の校内発表の為に近くの公園で練習したり、カラオケボックスで歌の授業の練習をする人も少なくありません。

• 施設・設備

  ホームルーム部屋・ダンス部屋・地下の部屋・録音室、活動に適している広さだと思います。録音室では実際に現場で使われている機材を使ってボイスドラマやアテレコ実習が行われています。

• 学費

  学費は決して高くないとはいえませんが、それよりも学校内でどれだけの事を吸収し人生の糧に出来るかが重要だと思います。

• 学生生活

  個性が問われる職業である事も影響して、やはり個性的な人が多かったです。中には個性と我儘をはき違えていたような人もいましたが、環境・周囲の人間の反応もあって時と共に少しずつ改善されていきました。改善されていったのは本人の努力あっての事ですが、もし別の場所に行っていたとしたら改善の余地すらなかったかもしれません。人は、少なからず他のものに影響されるもの。通学していく中で、変わる為の影響を沢山受けてその人の意思から少しずつ変えていったのだと思います。恋愛に関してはあまり目立った傾向はありませんが、カップルもいました。