整復健康学科に関する評価

• 総合評価

  全体的に“実践重視で安心感のある学科”だと思います。
  
  まず就職率は比較的高く、教育・福祉・スポーツ指導や公務員など幅広い分野へ進んでいる人が多いです。資格取得のサポートもしっかりしていて、教員免許や養護教諭、運動・健康指導系の資格を目指せる環境が整っています。
  
  授業は実習や実技も多く、先生方の指導も丁寧で、学生からの相談にも乗ってくれる印象です。施設もトレーニングルームや最新設備のある校舎があり、学びやすい雰囲気があります。
  
  学費は私立大としては平均的～やや高めですが、設備やサポートを考えると妥当と感じました。友人関係もサークルや部活動を通して築きやすく、雰囲気は明るめ。
  
  アクセスは最寄り駅からバスが必要なので少し不便に感じる人もいると思いますが、寮を利用すれば通学はかなり快適。周辺は自然が多く、落ち着いた環境で勉強や部活に集中できます。
  
  総合すると、“資格取得・就職の安心感、充実した設備、仲間と切磋琢磨できる雰囲気”が魅力の学科。ただし学費とアクセスには少し注意が必要かもしれません。

• 就職

  日本体育大学の製服健康学科は、就職率が高めで安心感があります。公表されているデータだと、全体で卒業者175人中142人が就職、17人が進学していて、就職率はおよそ8割くらいでした。教育や福祉系、公務員志望の人も多いみたいで、サポートも手厚いと感じます。ただし年によって多少の差はあると思うので、最新情報は大学の公式サイトを確認した方が安心です。

• 資格

  資格取得の環境がかなり整っていると思います。中学校・高等学校保健体育の教員免許や養護教諭免許、衛生管理者など、複数の資格をめざせるカリキュラムがありますし、実践的な授業や外傷・応急処置・健康管理の科目も充実してます。

• 授業

  授業がとても“実践的”で指導もしっかりしている印象があります。たとえば、運動処方・健康管理・介護予防運動など身体を動かす演習や、養護教諭を目指す看護臨床実習、相談援助演習など、現場で使える技術を学ぶ機会が豊富です。教員も専門知識を持っていて、理論と実践のバランスが取れている授業が多いので、「学んで終わり」ではなく「自分で使える力」をつけやすいと思います。もちろん授業のスタイルや先生との相性も人によると思うけど、指導が甘いということは少ないように感じます。

• アクセス・立地

  最寄り駅は青葉台で、そこからバスで約15分。毎日のことを考えると時間かかるけど、バス運行もあるし、通学に大きなストレスになるほどではないと思います

• 施設・設備

  施設・設備がとても充実していて、環境が揃ってる印象です。横浜・健志台キャンパスでは、50mプールや飛び込みプール、広い陸上競技場、野球やサッカー、ラグビー場、アーチェリー場、テニスコートなどスポーツ専用の多様な施設があって、スポーツ実技やトレーニングに困ることはなさそう。トレーニングセンターもあり、各種マシンが豊富で使いやすいとのこと。さらに、臨地実習室や基礎医学実習室など実践学習のための教室／実習施設もちゃんと用意されていて、安全性（耐震化率の高さ・アスベスト対策など）にも配慮がある点が安心できます。もちろん、混雑具合や使い回しの度合いは年や時間帯によって違うと思うけど、全体として“設備の良さ”はかなり評価できると思います。

• 学費

  学費は私立大としては平均的か少し高めかなと思います。初年度は入学金・授業料・施設費などを合わせておよそ156万円くらいかかります。2年目以降も授業料や施設費は続くので、4年間での総額はそれなりの負担です。ただ、スポーツや健康分野に特化した大学だけあって、施設や実習がとても充実していて、教員免許や養護教諭、運動指導関係などの資格も目指せる環境が整っています。その点を考えると、決して安くはないけれど“設備や学びの内容に見合った妥当な学費”だと感じました。奨学金制度や学費サポートもあるので、検討する価値はあると思います。

• 学生生活

  共通でスポーツをやる人が多いから、部活や授業・実習で自然と仲良くなれる場が多いし、“陽キャ”さんも“静かめ”の人も比較的自分に合った友達を見つけやすい。もちろん最初は既存のグループや先輩のネットワークがあってちょっと入りづらく感じることもあるけど、慣れれば学科・サークル含めて毎日ワイワイできる人間関係が築けると思う。逆に、部活とか実習で忙しい時期は友達と遊ぶ時間が減ることもあるから、「時間管理」ができるかどうかがポイントです。