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出口の曖昧な専門課程

スポーツ健康学科 2年制 / 2024年入学 / 在校生 / 男性
認証済み
  • ★☆☆☆☆
  • 就職1|資格1|授業1|アクセス2|設備1|学費1|学生生活3

スポーツ健康学科に関する評価

  • 総合評価

    スポーツトレーナーを本気で目指すなら、東北圏であれば仙台の大学や専門学校など、より実践的で進路に直結する学校をおすすめします。

    この学校のスポーツ健康学科は、資格や就職先との整合性が弱く、カリキュラムと進路支援の実態に大きなギャップがあります。

    資格対策も個人任せで、現場実習も限定的。トレーナーになるための環境としては、残念ながら評価できません。


    正直なところ、「スポーツ健康学科」という名前に期待して入学すると、失望する可能性が高いと感じました。

    また、学校教員もスケジュール連絡が非常に遅く当日変更がザラで突然の休講に振り回されます。
    評価するのは非常に難しいですね

  • 就職

    「JATI-ATIの取得」と説明を受けて入学しましたが、実際にはその資格を必須とするスポーツトレーナーの求人はほとんど見かけませんし、県内での募集は1件も確認できていません。

    キャリアサポートも表面上はありますが、紹介されるのは県外のアルバイトや業務委託が中心です。

    特に男性にとっては県内の就職口はほぼ皆無で、安定した職を得るのは難しいと感じました。

    一方で、女性はフィットネスやヨガ関連の求人が若干ある印象です。

    進学を検討する方は、資格取得後の進路が本当に自分に合っているか、事前によく確認することをおすすめします。

  • 資格

    JATI-ATIはクラスの約半数が取得していますが、これは「就職に有利」とされている一方で、求人側が必須条件としていないケースが多く、県内求人では該当なしです。

    NSCAについては、学校での受験制度はなく、完全に個人判断での受験となるため、対策や情報収集は自分で行う必要があります。

    その他では、全経簿記3級の合格率は3割程度。
    また、サービス接遇検定3級など就職に関係のない資格を多数受験させられます。
    高校で既に同じ資格を取得していても、強制的に再受験させられることがあるため注意が必要です。

    一方で、NSCAや鍼灸師出身の講師陣は非常に優秀で、指導や対策は丁寧で的確です。
    講師個人のレベルにはばらつきがありますが、熱心に対応してくださる先生もいます。

  • 授業

    NSCAや鍼灸師出身の講師、現役の指導者など非常に優秀な先生方による講義がありますが、それらは主に1年次で終了します。
    テーピングやチームビルディングなど、現場で役立つ講義も1年次に集中しており、2年次には実践的な講義がほとんど残っていません。
    2年次にはNSCA関連の内容が中心になり、講義してくれる講師も非常に優秀ですが、資格受験は学校のカリキュラムでは実施されず、すべて個人任せです。
    受験に関する案内や支援も限定的な為、自力で準備する必要があります。
    カリキュラム上は「多様な現場実習あり」と記載されていますが、実際には現場実習の機会は極めて少なく、現場に出ても実際に何ができるか不安が残る内容です。
    講義における多様性も認められず一方的な意見を押し付けられる理不尽さも我慢する事も多々。
    就職を見据えた実践教育よりも、ビジネスマナーや海外旅行向け英語などに時間が割かれている点も、本気でスポーツトレーナーを目指す学生にとっては再考の余地があると感じました。

  • アクセス・立地

    駅前に立地しており、電車通学にはとても便利です。
    ただし、車やバイクでの通学は原則禁止となっており、公共交通機関を使う必要があります。
    雨の日や荷物が多い日は少し不便に感じることもあるかもしれません。

  • 施設・設備

    校舎の構造上、男性用・女性用のトイレが同じフロアに配置されておらず、緊急時には非常に不便です。
    同様に、手洗いや洗面台の数・配置も十分とは言えず、利用しづらさを感じます。

    トレーニングルームには、講師の私物と思われる写真やフィギュアなどが飾られており、整然としたトレーニング環境とは言い難い部分もあります。
    これを「アットホーム」と感じるか、「整理整頓が不十分」と捉えるかは人によるかもしれません。

  • 学費

    授業は週11コマ程度で、週の半分は午前中のみのスケジュールです。
    講義の内容も、スポーツトレーナーに直接関係するものは全体の約半分ほどで、それ以外は一般教養や資格とは直接関係ない内容も含まれています。

    トレーナー養成を目的にした学科としては、授業時間・内容ともに物足りなさを感じる部分があり、学費に対しての費用対効果には疑問が残ります。

    また事前にキャンセルした教材やイベント費用の返金もなければ、購入した運動着の支給もされないまま放置されますので注意が必要です。

  • 学生生活

    人それぞれではありますが、体育会系の雰囲気が強く、性格がはっきりした人が多いため、人間関係は比較的わかりやすいです。
    その分、合う・合わないは分かれるかもしれませんが、馴染めればフランクで付き合いやすい環境だと感じました。

学科における希望業界への就職率

  • 10%以下 30%程度 50%程度 70%程度 90%以上
    ※上記は投稿者の感覚による数値となります
口コミ投稿者の情報
所属 スポーツ健康学科 スポーツ健康学科
この学科で学べること
学科
取得できる資格には、JATI-ATIやサービス接遇3級、全経簿記3級などがあります。
SAQレベル1インストラクターやJFAキッズリーダーといった短期講習で取れるものも含まれており、内容のわりに費用の負担は大きく感じます。

NSCAは2年次の選択制ですが、受験は完全に個人任せで、資格取得まで学校が責任を持つ体制ではありません。
全体的に“資格数”は多く見えても、実際の中身や実用性は慎重に見極める必要があります。
コース・専攻
現実社会とあまり結びついていない内容の授業が多く、将来に直結する実践的な学びを期待している人には物足りなさを感じるかもしれません。

一部の講師は非常に優秀ですが、そうでない講師の話に耳を傾ける時間もあり、自分の中で割り切りながら受講する“忍耐力”も学べる要素の一つかもしれません。
この学校・学科を選んだ理由 専門学校であれば、資格取得や現場経験を通じて、地元での正社員就職につながる出口設計があると思い、進学を決めました。
しかし、実際には資格が就職に直結せず、県内の正社員求人もほとんどなく正規雇用がない進路に迷う学生が多いのが現状です。
志望動機と現実のギャップに対して、正直に検討材料として共有しておきたいと思います。
取得した資格 JAT-ATI
就職先 学校側から県内就職はほぼ無いと言われています
学校が返信できる口コミ

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投稿者ID:1046060
2025年05月投稿

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