保育科に関する評価

• 総合評価

  入学する前は違う学校に行きたかったけど、卒業した今はこの学校で良かったです！保育を勉強する学校の中では厳しいほうです。高校卒業してすぐ髪を明るくしても(私も明るくしました笑)、行事や集会ごとに黒く戻さないといけないし、不満もありしました。だけど、厳しいからこそ実習では礼儀がしっかりしてる、身だしなみも実習生らしい。と褒めて頂けることが多いです。また実習は２年生になってから行きます。他の学校では１年生の頃から２週間ずつ行きますが、保専は２年生に4週間、一気にやります。その為子どもたちの性格や行動を見て、把握して慣れてきて、製作や室内遊び(ゲーム)などもその子達に合わせて行うことができます。１年生の何も基礎も分からない内から実習に行くよりは、１年間勉強してピアノのレパートリーを増やしたり、手遊びや製作を覚えたりして、やっと2年になってから１ヶ月実習行く方がいいかなって思います。
  またピアノも私は保専に入ってから習ったので最初は周りとの差がすごかったです。けど何回も教えて貰って、少し厳しくはあるけどそのおかげで今ではレパートリーも沢山あります！
  本当にオススメの学校です！大好きな学校です！

• 就職

  就職率は高く、100%と言ってもいいと思います。求人も２年生にあがる頃には県外、県内ともに沢山来ています。
  保育科は30人程いて、その就職した中で半分が保育士、半分が施設の職員さんに別れます。
  実習は幼稚園、施設、保育園の３つがあるので、その実習で自分に向いているのはどこなのか知ることが出来ます！
  私はマイペースな性格で、3月のギリギリになってようやく就職することが出来ました。先生も話を聞いてくれて自分に向いてるのはどこなのか、候補を何回もあげてくれました。
  

• 資格

  幼稚園、施設、保育園の実習と授業の成績等で保育士資格と幼稚園教諭二種免許がもらえます。
  

• 授業

  ピアノは弾き歌いと器楽の二つがあります。
  弾き歌いは保育園や幼稚園で弾く様な、生活の歌(朝のうた、おべんとう、おかえりの歌 など)、季節の歌(こいのぼり、七夕、山の音楽家、クリスマス、ひなまつり など) を練習します。弾き歌いなので、弾きながら歌います。これは全員でやるので個人のレベルとかは関係なくどんどん進んでいきます。テストもあり、再試もあります。課題曲だったり自由曲だったりありますが、歌詞も覚えなくてはいけないのですごく必死になります…。(私は何回も再試ありました…)
  器楽はバイエルを練習しています。これはスタートは同じですが個人のレベルに合わせて１人ずつ練習をします。なので地道ではありますが段々と上達していきました！テストは前期は楽譜を見ながら、後期は暗譜です。自分のレベルなのでなんとかなります頑張ってください…！
  他にも体育や表現という授業もあり、子ども向けの遊びや手遊びを学ぶことができます。(実習に使えます)
  食と栄養、子どもの病気や環境、言葉、国語、英語といった授業もあります。
  

• 施設・設備

  大好きな学校なので悪くは言いたくないですけど、少し古いです。冬寒いです。校舎が2つあり行き来するのが面倒臭いです。でもエレベーターついてます。(生徒も使えますよ！) ピアノ(器楽室)は自由に使えます。

• 学生生活

  専門学校なので年齢はバラバラです。高校からそのまま入学した人もいれば、一度違う所で働いてから学校に入学する人もいます。ですがみんな仲良く、ピアノや製作の課題があると一度働いたことがある人などから話を聞いたりしてそれを活かしたり、協力しあいます。文化祭や体育祭ではクラス一丸となって総合優勝を狙いに行きます！
  ２年生の２月には2年間のまとめ(？)として、音楽発表会があります。『合唱、男声合唱、独唱、ハンドベル合奏、器楽合奏、創作ダンス、ミュージカル』などがあります。この音楽発表会は１ヶ月の練習があります。１ヶ月で全部覚えるため、大変ですがその分仲間との信頼も更に深まりますし、なにより達成感が半端ないです。最後の行事なのでみんな本気でやって最後にはガチ泣きしてます。
  すごく充実していました。戻りたいです…。