看護学科に関する評価

• 総合評価

  看護師免許の資格取得や就職先を探すことを1年目のころからしっかり指導されていたため、早い内から少しずつでも自覚を持つことが出来る。が、進学検討時に就職先を労災系列の病院以外を絶対に選ぶことができないことを高校生が分かるようなことはパンフレットに１つも記入されていなかったため、入学前に学校内に知り合いがいない場合そのような内容を知る機会がなかった。また、入学し、免許取得後に進学が可能のようなことをパンフレットや学校のホームページに記入されているが、実際進学しようとすると、卒業後すぐに就職するとの約束での奨学金制度のため、進学は奨学金を返済（108万円）か、３年間働いた後に進学することしかできないという方法を取らされるのが、おかしいと思ったため。

• 就職

  就職先は入学時に自分の奨学金を貰う病院を決めるために系列の労災病院の中から選ぶため、釧路だけに限られないのは幅が広がっていいことだと思う。しかし、まだ看護の「か」もわかっていないような１年目に自分の就職先を決めろというのは、無理な話だと思った。もう少し２、３年目になって看護を理解してきて、周りや病院の状況を情報収集して理解出来るようになってからでもいいのではないかと思った。

• 資格

  看護師免許の取得実績は毎年ほぼ100％であり、３年目の実習終了後は、自習学習が多いため、自らの学習方法を理解していない人には厳しいが、しっかりガクッ集方法が確立している場合は、かなり有意義な国家試験勉強を行うことが出来ると思う。また、危ない生徒には先生が１対１で指導に当たってくれるため、危機感をもって勉強を進めていくことは出来ると思う。

• 授業

  釧路労災病院で勤務している医師や看護師長・補佐が講義に来てくれるため、現場の話も交えながら講義を行ってくれるため、講義の内容としては充実していると思う。しかし、授業の中に、英語や生活のようなほぼ看護師免許の取得には無関係のような講義があるのが不思議だった。講義としては、講師によってパワーポイントも使いながらの講義をしてくれるのは、わかりやすくていいが、講師によってはパワーポイントの資料を配布してくれない人がいるため、ノートを取るのがすごく大変なのに、講師は全くそのことに気づかずに講義を進めていくため、全く講義内容を聞くことが出来ず、ただノートを取るだけの講義になっていることが何度もあった。

• アクセス・立地

  駅からは遠いが、釧路労災病院と隣接しているため、バスお利用すれば、不便なく通うことは可能。しかし、学校内に学食や売店がないため、かなり寂しいように感じられる（他大学がうらやましく感じる程）労災病院の売店を使用もすることは可能である。

• 施設・設備

  とにかく建物が古い。学校と同じ建物に寮があるが、同様に古いし、門限が21時で、金曜と土曜のみしか外泊も出来ないし、風呂も朝6時から８時頃までと、講義終了後から21時までと決まっていて、とても不便です。また、寮に自転車を持ち込むことが出来ないため、貸出の自転車を使用することも出来るが、１人２時間とかふざけたような決まりがあって、どこにも出かけることが出来ない。

• 学費

  年間の授業料は他の学校に比べれば、かなり安い方だとは思うが、そのほかに毎年教科書代や、被服代等でかなりの金額がかかると思う。

• 学生生活

  看護学科しかないため、男性は１割～２割程しかいないため、恋愛というよりも、同士のような関係になることが多い。近隣に大学があるため、合コンをすることはあったようです。