リハビリテーションの最前線へ

• カリキュラム
  富山医療福祉専門学校の理学療法学科では、理学療法士としての専門的な知識と技術を総合的に学びます。この学科では、治療的運動や電気、温熱などの物理的手段を活用し、身体に障害を持つ方々の回復を支援する方法を習得します。また、歩行や移動手段などの基本的動作能力を回復させるための支援技術を学ぶことを通じて、家庭や社会での自立を目指す医療福祉の担い手を育成します。
• 実習
  1年次では、解剖学や運動学、生理学などの基礎科目を中心に学び、人体の構造や機能に関する深い理解を培います。2年次には、より専門的な技術を学びながら、臨床医学の知識を身につけることで、現場での応用力を高めます。また、病院や福祉施設の見学を通じて具体的な職業イメージを形成します。3年次には、6週間の臨床実習を行い、実際の医療現場で実践的なスキルを磨きます。4年次には、7週間の臨床実習を2カ所で実施するほか、4週間の施設実習を通じて現場対応力をさらに強化します。
• 資格
  卒業後には、国家試験受験資格を取得でき、これまでに高い合格率を誇る実績があります。試験直前の模擬試験や対策講座が充実しており、学生一人ひとりに合わせた個別指導も行われます。
  また、スポーツ分野での理学療法士の需要も高まっており、学んだ技術を活かしてアスリートのサポートや健康増進のための活動にも活躍の場が広がります。さらに、県内の医療機関や福祉施設との連携を活かした実習プログラムや、他学科との合同学習会を通じて、幅広い職種間での連携力も養うことができます。このように、現場に直結した実践的な教育と充実したサポート体制により、学生は安心して学び、即戦力としての理学療法士を目指すことができます。