自由はあり、先生のやる気はない放任学校：関西学院千里国際中等部（大阪府箕面市）の口コミ

卒業生 / 2014年入学

自由はあり、先生のやる気はない放任学校

2021年04月投稿

• 
• 2.0

[学習環境 1｜ 進学実績/学力レベル 4｜ 先生 -｜ 施設 2｜ 治安/アクセス 4｜ 部活 2｜ いじめの少なさ 4｜ 校則 5｜ 制服 5｜ 学費 -]

この口コミは投稿者が卒業して5年以上経過している情報のため、現在の学校の状況とは異なる可能性があります。

• 総合評価
  良くも悪くも日本的ではないので、帰国子女など日本の学校に馴染めない人には良い学校です。自由で良かったと思う点が色々ありました。学習内容は独自の理念により少し変わっているので、それが好きか嫌いかによります。先生は、生徒に対して関心を持つ先生や、教え方の上手い先生が少ないので、サポートを期待してはいけません。
  また、大阪インター生で英語がネイティブの生徒など、外部の大会で「勝てる」生徒に学校の支援や資源は集中的に注ぎ込まれ、その他大勢の生徒はたとえ努力してもチャンス自体が少ないです。一部の生徒は学校の支援で何度も海外に行ったりコンテストに参加したりしますが、普通の生徒は情報は与えられず置き去りですし、勝てるようにサポートしてもらえたりも一切ありません。一人一人の生徒を伸ばすことより学校の宣伝になることをとても大切にしている学校です。
  生徒は、現実を悟って早く大人になりますし、処世術に長けてゆきます。そういう意味で、良い学校と言えるでしょう。
• 校則
  校則は少ない。5リスペクトという抽象的な目標があるが、それを逸脱すると見られた時に注意を受ける程度。
• いじめの少なさ
  グループで継続的に行うようなイジメは見かけない。仲間はずれ程度のことならある。
• 学習環境
  補習は全く無い。内部進学をせずに外部の高校や大学を受験しようとするなら、学校の授業だけではそれに向いた学力はつかないので、塾に通うことになる。高校生は内部進学をする、しないに関わらず大半が塾に通っている。学習のサポートは殆どない。先生に質問しようとするなら、前もって予約しておかないと会えない。放課後、先生達はすぐ帰ってしまうし、生徒想いとはお世辞にも言えない。
  生徒の方も、学年が進むにつれ、学校や先生に対して期待しなくなり、自分で学習したり解決するようになるので、自主性は身につくと思います。
• 部活
  シーズン毎に種目が変わるセイバーズというクラブがあります。
  いわゆる日本の中学のような厳しい練習はしない。好きな時にセイバーズに所属して楽しく活動する制度。入らなくても支障はない。
• 進学実績/学力レベル
  殆どが高校に内部進学する。外部の高校に行くなら、塾などで対応。
• 施設
  体育館は普通。校庭はかなり狭いので、活発な生徒には物足らないかもしれない。温水プールがあり一年中使えるが、冬場に水泳の授業はそのあと辛い面がある。温水プールにかかる莫大な経費を他の設備に回して欲しいと思っている生徒も多い。
  図書館は、騒いでいる生徒が常にいて、自習したい生徒の悩みの種になっている。騒いでいる生徒はおもに併設の大阪インターの生徒で、注意されても全く直らない。動物園のようだが、先生も見て見ぬふり。
• 治安/アクセス
  1番近い北千里駅から歩いて20分前後。北千里や千里中央からバスで通う生徒が多い。本数が少ないので、帰りは苦労する。
  周りの環境や治安はとても良い。ガードマンさんもいる。
• 制服
  制服はないので、各自好きな服を着て通学しています。ジーンズなどカジュアルで気取らない感じです。どんなに変な格好でも、服によるイジメなどもなく、リラックスしています。

学校に関する情報

• 生徒はどのような人が多いか
  付属の高校が帰国生以外受験できなくなりましたので、全体的にも
  帰国生が多いです。

入試に関する情報

• 志望動機
  インタナショナルな雰囲気が良いと思ったのと、関学にエスカレーターで行けるから。

進路に関する情報

• 進学先
  付属の高校に行きました