看護学科に関する評価

• 総合評価

  同じ目標を持った仲間たちが集まってくるので、人間関係に困ることはまずないと思う。授業では、隣の旭川医大からたくさんの先生に来ていただくのでより細かい内容を学ぶことができる。看護学は基本学内の先生が授業を受け持つが、わかりやすいとはあまり言えない。学内の設備が大学や私立の専門学校に比べるとやや不足している。実習先は旭川医大や市立旭川病院などの大きな病院で、最新の医療や臨床の現場を見ることができる。毎年、国家試験合格率はほぼ100%で、就職率、進学率共に高い。卒業後の進学先としては同学院の地域看護科、助産科や他の大学の３年次編入などが挙げられる。

• 就職

  主な就職先として、旭川医大、市立旭川病院などの大病院、地方の病院などがある。僻地の病院では、就職してくれたら在学中の奨学金を免除するなどの特待制度を取っていることもある。就職の対策として、面接試験、小論文試験の練習ができる。

• 資格

  国家試験合格率はほぼ100%で、普段の授業の中でも過去問に取り組んだり、出題傾向を意識して取り組んだりする。看護学科卒業後は看護師国家資格、地域看護科は保健師、助産科は助産師の資格を取ることができる。

• 授業

  看護学は学院の講師が、そのほかは外部講師が務めている。実習先は旭川医大や市立旭川病院などで、老年実習、母性実習などではその他の病院・クリニックに行くことがある。課題は多く、毎日大変だが仲間と協力してなんとか乗り越えられる。全単位取得制なので履修登録の必要がない反面、１つでも単位を落とすと留年となる。

• アクセス・立地

  隣に旭川医大があるため、バスでの交通が便利である。車は、駐車場が限られているため運が悪いと停める所がない。多くの学校が集まっている立地のため、学生向けの下宿やアパートがたくさんあり、住む場所としては困らないと思う。家が遠ければ、申請して許可をもらうと車通学できるので便利である。

• 施設・設備

  学院は1学年1クラス40人なので、学院はとても狭い。また、公立校なのであまりお金がなく、設備が古かったり不十分だったりする。だが、技術演出などでは必ずきちんとした、臨床と同じ方法で教えてくれるので問題はない。

• 学費

  学費は、年間約20万円と、1年目は教科書代、ユニフォーム(ナース服)代など全て込みで40万円ほどである。大学や私立の専門学校に比べるととても安い。入学金は2万円しない。補修にお金はかからず、申請制度をとっている。奨学金は日本支援機構の奨学金やその他を受けることができ、度々お知らせが来て、説明会を開いてくれる。

• 学生生活

  同じ目標を持った同じような学力の仲間たちが集まってくるので話しやすく、課題にも取り組みやすい。旭川医大のサークルに入っている人が多々おり、先輩との交流もはかれる。女子と男子の比が9:1ほどで、恋愛をするにはあまり向いていない。