看護学科に関する評価

• 総合評価

  学生は現役の人と、社会人がおおよそ半々で初めはどう関わっていけばいいかと思うことが多かったけど、社会人は今までの経験から現役生にアドバイスしたり、現役生からは、今まで自分になかったやり方とか、いい暗記の仕方を教えてもらったりと和気藹々としていました。先生方も生徒に合わせてフォローしてくれます。
  就職についてはほぼ実習先の病院に入る人が多く、奨学金をもらっているところに入職するという人がかなりいました。みんな自分で調べて就活するスタイルで、実習しながらだったのでそこはきつかったです。

• 就職

  全員就職・進学先を決めることができています。
  就職については生徒の自主性に任せる感じで、自分で合同企業説明会に参加して病院の情報を集めていきました。
  ただ、就職について相談すると親身になって話を聞いてくれて、エントリーシートの内容や面接などの対策もしっかりやってくれます。
  就活で気をつけたほうがいいのは、自分が学生生活で何をやってきたのかなど、聞かれるであろうことを短く端的にに言えるようにすることと、言葉遣い。

• 資格

  合格発表がまだなので、今年の合格率はわかりません。合格率100パーセントになったのは確か2回だけで大体、2 3人位は落ちていた様に思います。
  もし落ちてしまった場合本人が希望すると、学校で行われる模試などは受けられるようです。
  国試に向けて、2年生の時から学内模試を行い、3年になると実習の合間に業者の模試をしたり、実習中に問題集を解いたりして、わからないところはまず自分で調べてそれでもわからない、解説に納得できないところがあれば先生に聞いてみるというスタイルでした。

• 授業

  看護については、学内の先生方から疾患については外部講師として、医師に講義してもらうことになります。
  それ以外にレクだとか美術などもあり、独特な感じだと思います。
  実技の授業は一年生で行います。授業には5 6人の先生がはいり、生徒の前で手本を見せ、実際に生徒が行う時はどうやるとやりやすいか、患者さん・自分自身の体にも負担がでないかを教えてくれます。
  ただ、2年生(座学メイン)の時間割についてはすごくたいへんでした。一週間にテストが6回くまれ、1日に3つテストがあったりしたので、テスト対策が大変でした。
  しかし、その点は先生方へ投書して後輩たちの代で改善されました。

• アクセス・立地

  バス停がすぐそばにあります。
  でもほとんどが車で来る人たちなので、学校の周りには駐車場がたくさんあります。ただ看護だけでなく、併設されたリハ学院の生徒も同じ駐車場を使っているので、なるべく早めに来ることをお勧めします。
  近くにはコンビニが一つあり、お昼はすごく混みます。
  H30.8月には道路を挟んで斜め向こう側にスーパーができるので昼ごはんなどはそこへ行くといいのではないでしょうか？
  離島や北部出身の人は学校の近くのアパートに住んでいました。アパートなどは多いので1人暮らしをする人は学校近くに住むことができます。

• 施設・設備

  1学年80人(1クラス 40人)で2クラスあり、きちんと自分の教室、1人一つはロッカーもあります。
  学内の実習室には実習用のモデル人間が何体かあり、それを患者に見立てての演習ができます。
  もし、調べ物があればパソコン室を利用することも可能。
  図書室にはWi-Fiも入ってます。

• 学費

  おもと会の設立した学校なので、奨学金もありますが卒業後はおもと会の病院に入職になります。入職しない場合は、全額返金。
  学費はほかの学校に比べるとちょっと割高。
  テストを落とした場合の再試・追試には1回1000円かかります。実習も再実習になるとお金がかかります。

• 学生生活

  現役生と、社会人経験者が混ざっているので初めはギクシャク しますが、行事などを通して交流を持てる様になります。
  看護以外の友人を作りたい場合は、学生ホールという場所で他学科の人と関わることができます。
  看護は女子ばっかりですが、他学科(理学・作業・介護・言語)は男子が多いです。
  ただ、大概彼女持ちなので、他学科の彼氏を作るのは難しいでしょう。