看護学科に関する評価

• 総合評価

  年齢層が幅広いため、成人し社会を経験した生徒と高卒の子の考え方にギャップがあり最初は戸惑うことが多いかもしれません。しかし、三年間同じクラスで過ごすということもありその考えを理解し合おうとする生徒が多いため、仲間意識が強くなります。実習がはじまると、課題レポートが多くあるため睡眠時間が無くなります。さらに自分と向き合わなければならない場面が多くあります。精神的にはつらいことのほうが多いかもしれません。そこを乗り越えなければ卒業は難しい可能性があります。でも、その中で助け合える仲間や先生方がいつでもそばにいます。将来看護師になるという決意さえあれば乗り越えていける環境だと思います。

• 就職

  90％以上の方が国家試験に合格します。3年生の５月から就職活動が始まり、夏休みにはだいたの人が内定をもらっています。また、奨学金を借りている病院に就職する人もたくさんいるので就職率は悪くないと思います。ただ、資格を取っても看護師に向いていないという理由や家庭の状況で就職していない人もいます。

• 資格

  90％以上の人が国家資格を取っています。合格率は悪くないと思います。学校でも国家試験対策しますし、生徒同士で放課後残り勉強する雰囲気がありますので勉強への意欲は高いまま維持できると思います。

• 授業

  授業をするのは看護師や医師の方がほとんどです。学校にいる先生の授業は比較的わかりやすい授業ですが、医師の受け持つ解剖学はペースが速かったりするのでついていくのが大変なときもあります。授業は学校側が決めるためどの授業をとるか迷うことはありません。ほとんどすべての授業でプリントがいくつも配布されるため常に整理することが求められます。テスト期間になると困ります。

• アクセス・立地

  少しわかりにくいところにあり、近くにバス停もなかったと思うので車を持っていないと厳しいかもしれません。

• 施設・設備

  新しくできたばかりなので施設はとてもきれいです。食堂は閉店してしまったので弁当持参や近くのコンビニへ昼やすみに行く人が多かったです。カフェなどはありません。また、学校が閉まる時間が速いので、実習中の図書館利用が難しいなと思ったことがあります。

• 学費

  正直高いと思います。でも、医学専門の教科書は高いし種類も多い。ユニフォームなども必要なものなので仕方ないと思います。

• 学生生活

  私たちの学年までは男子が少なかったので、学校内の恋愛はあまりありませんでした。でも、ひとつ下の学年からクラスの半分は男の子でしたのでカップルもたくさんできていました。