看護学科に関する評価

• 総合評価

  学生生活を振り返ると、とにかく、資格取得の為に！という面が強かったように思います。どうしても、看護師資格取得という目標があるため、行事や普段の生活、全てを「看護師になったら」と結び付けられていました。同世代が大学生で、自由を謳歌している中、自分は校則でガチガチに押さえつけられているようにも感じ、辛かったこともありました。また、三年生ではほぼ全てが実習で、毎日記録に追われる日々でした。人により、かなり記録に要する時間が差があるため、個人差もあると思いますが、私は一年間、ほぼ常に睡眠不足でした。就職面では、ほとんどの学生が附属の病院に就職するため、同期が多く、心強かったです。国家試験の合格率も毎年1人落ちるか落ちないかで、かなり国試対策はしっかりされてきると思います。

• 就職

  ほぼ全員が附属の病院に就職します。学生時代からその予定のため、他の病院の条件などもほとんど調べたりしませんでした。

• 資格

  国家試験の合格率は95から100%です。もちろん看護師資格のみですが、助産師資格が取りたい学生は大阪の同系列の専門学校に進学する者もいました。

• 授業

  授業内容はほとんどが専門科目です。教養科目はかなり内容が浅いです。専門学校の講師の授業はあまり面白くなかったように思います。医師や看護師のしてくれる授業は興味深いものが多く、面白かったです。

• アクセス・立地

  快速が止まるJR最寄り駅の大久保からは徒歩約15分、山陽電車の最寄駅の中八木からは徒歩5分です。また、実習では明石や高砂、宝殿に行くこともあります。

• 施設・設備

  実習は隣の病院に行くため、かなり近いです。実習室の設備はデモ人形など、最新のものがたくさん揃っていると思います。

• 学費

  学費は月30000円程度と格安です。また、ほとんどの学生が利用する、月30000円の奨学金制度もあり、奨学金を利用すれば入学金、教科書代などの40万円程度の出費で卒業できます。奨学金制度については、現在、附属の病院で三年間働けば、返済不要のため、経済負担はかなり少なく卒業できると思います。

• 学生生活

  看護師という職業柄、男性はかなりすくないです。40人で三年間一緒に過ごすので、誰とでもある程度仲良くはなると思います。