看護学科に関する評価

• 総合評価

  国立病院機構附属の学校で看護学校の人気上昇により水準が高まり学生の質が高くお互いが協力し切磋琢磨出来る関係ができます。ですが、学生の自主性を重んじてると言う割には教員が口をはさみ納得しない限り物事が進まないことにより苦労することが多いです。また、主に実習を行う施設が隣接している姫路医療センターなので学生の情報が筒抜けで、目をつけられてしまった場合かなりの苦労を伴う様子が見られました。目をつけられると教員間で共有され瞬く間に色眼鏡で扱われるでしょう。そのことから目をつけられたら怖いということで積極性も失うことになったり、もめるといったことが起こったのも実情です。学生同士は基本的に仲が良く、苦労する行事以外は目立つような喧嘩は３年間でみられませんでした。

• 就職

  看護師の免許さえあればどこでも就職ができます。ですが、この学校は国立病院機構に貢献するということが前提であるため国立病院機構以外の就職はさせてもらえないとお考え下さい。

• 資格

  資格取得率はほぼ100％です。国家試験の勉強は看護師になりたければ自ずとするものなので学校どれだけサポートするかとか関係なく感じます。むしろ強制的に試験時間を組まされて自分のしたい範囲の勉強を阻害されることもあるとお考え下さい。

• 授業

  あくまで自主性を重んじてるようなので先生方は受身の姿勢です。こちら側から分からないことなど積極的に聞きに行くようにしましょう。ここの教員は高校や大学といった先生というより、現場の看護師に指導されているという感じです。実習の評価については厳しく行われており、退学や留年といったことが起こります(ここ最近ではある学年の６分の１程度が退学、留年になりました)。記録の管理については他校より厳しいため全ての記録を学校内で行わなくてはいけなくて、間に合わないといったことが普通に起こります。記録の指導方法にバラつきがありこの先生はいい評価してくれたのに他の先生にはダメだしをされるということが多々あります。そのお陰で実習期間はしっかり６時間くらいの睡眠がとれてる学生は少ないです。ただその厳しい環境でも前述通り学生同士で支えあいが出来ているので耐えれていました。

• 施設・設備

  施設自体が新しいということと、３年生以外の学年が毎日徹底的に掃除しているのでとても綺麗です。実技練習の時も物品が不足するということがほぼありません。

• 学費

  学費は県内でもとても安いほうです。申請すれば借りた年数分働くことによって返還義務が無くなる奨学金を国立病院機構から借りることができます。借りた病院によっては学費を払ったとしても、バイトが忙しくて出来ないことが多いのですが小遣い程度に残ります。ですが、それにはデメリットもあり、留年や退学になると一括返済の義務が発生します。お金が無いから借りているとしてもです。