トータルビューティ学科に関する評価

• 総合評価

  とにかく施設が狭い。
  それにつきます。
  
  厳しいのは事実だと思いますが、高津理容美容専門学校に比べれば緩すぎるくらいだと思います。
  
  専門学校は社会人の一歩手前の段階です。
  この段階で、礼儀・マナー・言葉遣いをしっかり教えてくれます。
  
  在学中はどの学生も「ぼったくり」「厳しすぎ」と言いますが、卒業後に気づきます。
  ミスパリで過ごした期間は人生で最もためになったとわかる時が来ると思います。
  
  それが理解出来ずやめていく子もおりますが、
  残った生徒達は親友を超えて仲間、戦友のような絆が生まれます。
  
  ミスパリの厳しいは、きちんとした教育が行われると認識さえしておけば、苦しくなることなんて無いはずです。

• 就職

  就職はいいです。
  進路担当の先生が業界に顔が利く方なのでとても有利だと思います。
  ただ、欠席が多かったり問題のある生徒は最後まで就職が決まらないイメージ。
  それでも、他校が2年時の8月頃に全員内定に対し、ミスパリは2年時の4月頃に全員内定が出たことがあり安心できると思います。
  
  ただ、親会社であるシェイプアップハウスが定員オーバーになってくると受け入れ拒否をしてくる為、年によっては就活は難航するかもしれません。

• 資格

  ソワン協会の資格を中心に取ります。
  この資格はソワン協会内でしか使えない資格になるので、就職先によっては実力は認められても給料アップなどにはならない可能性があります。
  しかし、全協会共通の上級資格という資格は学校が力を入れているので、合格率は100%。というか、上級資格を取ることが卒業資格になるので必死になって勉強します。

• 授業

  教員は元サロンでチーフや店長などをしてきた実力者。
  技術の上手さや理論は完璧です。
  ただ、大阪校は非常勤講師・パートが多く、正社員よりも非常勤講師の方が実力があります。
  なのに、非常勤講師は半休で居なかったりするので困る時はあります。
  教員は人数が少ないように感じます。もっと増やして欲しいです。
  教員は先生と思わず上司と思って接するのがミスパリ生活におけるコツだと思います。

• 施設・設備

  機械はサロンでも使われているものなのでとてもいいですが、校舎・施設は最悪です。
  
  かつて人数が少なかった頃の名残があり、現在の40人×3クラス×2学年が収まらずキャパオーバーです。
  
  理論教室は細長く後ろの方は授業が聞こえず、
  実技で使うタオルはボロボロで汚く、洗濯機は殆どが故障しており洗濯物が洗えず更に汚くなっていきます。
  
  狭い教室なので、40人が収まると一瞬で空気が悪くなり、換気すると換気扇の音がうるさく授業に集中できません。
  
  新校舎設立を強く望みます。
  
  在学生のほとんどは設備に不満がたまります。

• 学費

  他校が広報活動なので無駄に学費を取っているのにたいして、そういうことをあまりしていないミスパリが高い理由は化粧品や機器がサロン用のプロ仕様だからだと思います。
  せめて化粧品をしょぼくすれば安くなるのではないでしょうか？
  美容専門学校の中では高い方です。

• 学生生活

  女子校ですがネチネチした喧嘩などは見たことありません。
  むしろ、それぞれがサバサバして大人なので、嫌いな人や苦手な人をわざわざ相手にするようなことをしません。
  
  しかし、クラス内でよく働く生徒と働かない生徒間ではドンパチがあります。
  ですが、先生がよく働く人には「働かない人をどう働かすか」を教えてくれます。
  働かない子は何をしていいかわからない子が多いので、それをうまく引っ張っていけるようにリーダーになれる人材を教育してくれます。
  
  ミスパリは厳しいので、その辛さを乗り越えてきた仲間という絆が生まれ、ミスパリ同級生以上の親友が今後出来るとは思えないくらい中は深まります。