看護学科に関する評価

• 総合評価

  卒業後、急性期の前線で働いていくには有利な学校だと思います。学校の規模が小さめであるため、教師と生徒の距離感が近く実習や座学以外のプライベートの悩みも相談しやすい環境です。赤十字以外への就職についても、3年間で自分の目指す方向や向き不向きを見つめ直したうえでの決断ができますし、その時も教師や先輩に相談もしやすいです。
  ただ、カリキュラムは大学と比べてタイトであり、モチベーションを維持できるよう努力は必要だと思います。
  学費も比較的安いことも良かったポイントでした。

• 就職

  基本的には京都第二赤十字病院への就職を目指しますので、就職に困ることは殆ど無いと思います。卒業後進学する学生や、他の病院、施設への就職についても、自分の思いや目標を含めて相談することで協力は得られますが、積極性を持って自主的に動く必要はあると思います。

• 資格

  国家試験の合格率はほぼ100%だったと思います。ただ、国家試験を受けてもまず受かれないだろう生徒や、就職してからも看護師としてやっていくには厳しいと判断された場合は、留年するケースも少ないですがあります。受けれるところまで行けばほぼ受かるかもしれませんが、受けられるところまで行くのは努力が必要だと思います。

• 授業

  自主勉強をどれだけできるかが重要だと思います。学外からの指導者も多いので、いつでも授業内容について質問できる環境ではありませんが、そのぶん様々な価値観や指導方法に触れられます。

• 施設・設備

  改善されている部分もありますが、どうしても古い建物であり、敷地も狭く、充実しているとは言い難いかもしれませんが、そこしか知らない私にはそれでも十分な学習がつめました。

• 学費

  ありがたいことに安いと思います。奨学金制度もあるので。

• 学生生活

  人数が少ないため、話したことのない同級生はいないです。多少合う合わないはありますが、概ね良好で充実していると思います。今も付き合いが続いている友人ももちろんいます。