メディアアート学科（２年制）に関する評価

• 総合評価

  学生生活全般でいえば、先生とも距離が近く楽しく過ごすことができた。
  授業時間外でも、都合が合えば先生に個人的に相談することもできるところが助かりました。
  先生方も皆様、業界で活躍しているプロの方々なので、アドバイスも的確。
  入学してから漫画を描き始めましたが、卒業するまでに賞を二つとることもできました。
  卒業後も、学校で行われる特別講義などを紹介して頂けますし、アシスタントなどの募集があったとき、紹介をして頂けるので、仕事を探している人にも助かると思います。
  賞の実績もありますし、卒業生では連載を経験している方もいますし、アニメ化した卒業生の方もいて、実績は十分あると思います。
  欠点としては、学校にお金がないところのしわ寄せが、学生に来ているところでしょうか。学祭の模擬店を、経費も出さないのに何かしら開かなければいけないのはいかがなものかと思います。

• 就職

  就職実績は、連載した方やアニメ化した方がいるのは凄いことだと思います。ここ3年間の卒業生は、毎年一人連載作家を排出しています。が、方や漫画の専門学校というところもあり、遊び感覚で入学した方ややる気のない学生がちらほらいるので、そういった人達も含めた就職実績というと、あまりよくないのではないか。ということで、この点数となっています。
  就職サポートは個人的には充実していると思います。漫画という業界なので、卒業頃に都合よく仕事が舞い込んでくるわけではありませんが、卒業後も学校に来た仕事などを紹介してくださいます。

• 資格

  漫画という業界なので、資格といったものはありません。
  しかし、漫画家といえど常識は必要。ということで、週一でのビジネス検定の勉強を実施していたり、希望者は学校で受けられるビジネス検定の試験を受けることもできます。

• 授業

  生徒の一部では、正直問題児がいたりするのですが、そういった生徒に対してもちゃんと対応、アドバイスして頂けます。授業時間外でも、先生方の都合が合えば相談することもできます。
  授業は先生毎で違った、勉強になる授業や楽しい授業など充実しています。一人一人直接指導していただけます。
  授業は基本的に課題制で、授業時間でできない場合は宿題となります。
  減点理由としては、先生が多忙の場合、疲れがあからさまに出てパフォーマンスに影響が出るといったところでしょうか。まあ、仕方ないのですが。

• アクセス・立地

  最寄駅は地下鉄から徒歩3分ほどです。ただ、名古屋から乗り換えで地下鉄なので、その最寄駅を利用できるは裕福な学生だけだと思います。
  それ以外の学生は、徒歩20分程かけ名古屋駅に通っている方が多いです。それを考えると、アクセスは少し悪いでしょうか。
  徒歩2分程の圏内に、コンビニが二軒、もう少し歩けば業務用スーパーなどもあります。
  飲食店となると、名古屋駅に集中しているので、充実はしていないかと思います。
  学校の目の前のアパートを、学割で安く借りられます。

• 施設・設備

  パソコンがマックとWindowsが設備されています。フリーで使えるパソコン、スキャナープリンターがあります。ですが、コピー機は有料です。無駄遣いされるのが困るのは分かりますが、学費を払っているので、コピーくらい無料にしてほしいです。
  パソコンで作業をしたい場合は、学校が空いていれば基本的に学生はいつでも使えます。ペンタブレットも貸し出ししています。
  ドリンク、お菓子、カップ麺の自販機があります。
  簡単な画材も、一部学校で買うことも可能です。

• 学費

  学費は漫画の専門とあって、少し高めだとおもいます。
  ただ、授業も充実しているので、高すぎるというわけではないとおもいます。
  補習量も、例年は1000円でしたが、いつからか2000円と倍になりました。
  入学前に受ける面談などでランクを決められ、奨学金免除額などが決まるのですが、友達だった入学生代表でさえ一番下のランク。学校側が設ける学費免除は、あまり期待できないかと思われます。
  学費とは関係ありませんが、学祭の模擬店は絶対出さなければいけないのに経費を出さないのはどうかと思います。

• 学生生活

  他のコースの方との交流の場もあるので、他コースの友達がいる人もちらほらいます。
  クラス内でもアドバイスや意見をし合ったり、仲良くしている人は多いと思います。
  恋愛も、各コースでしている方がちらほら見られます。
  同じ志を持つもの同士なので、漫画に対する理解などを得られると思います。