高度な調理技術と経営知識の習得

• カリキュラム
  専門調理技術科は、2年間を通じて高度な調理技術と経営センスを身につけ、調理のプロフェッショナルを目指す学科です。1年次には、調理理論や食品衛生学、食品学、公衆衛生学、食文化概論、栄養学、食育などの基礎知識を学びます。また、日本料理、西洋料理、中国料理、製菓などの基礎的な調理実習を通じて、調理師としての土台を築きます。
• 実習
  2年次には、総合調理実習やサイエンスクッキングを通じて、より高度な調理技術を習得します。さらに、経営学やマーケティング、商業簿記、接客サービス、ワイン学、フランス語、茶道・華道、食育など、多岐にわたる科目を学び、飲食店の運営やサービスに関する知識を深めます。特に、フレンチ・イタリアン・日本料理のトップシェフを招いた特別実習が充実しており、2年間で約100時間以上が特別実習に充てられています。また、リゾートホテルや婚礼会場、懐石料理店、病院など、自分の希望する事業所で行う現場体験実習もあり、2年間で合計150時間以上の実践的な研修を通じて、実践力を磨くことができます。
• 資格
  卒業後は、国家資格である調理師免許の取得が可能です。また、専門調理師学科試験免除や養成施設助手資格、食育インストラクターなどの資格取得も目指すことができます。資格取得率は非常に高く、資格取得に向けた徹底的なサポート体制が整っており、試験対策や模擬試験などを通じて学生一人ひとりに寄り添った指導が行われます。さらに、これらの資格取得を通じて、卒業後には飲食業界の幅広い分野で活躍できる基盤を築くことができます。