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通信制高校の学費って結局いくら!?大手通信制高校の学費も徹底比較!

2017.02.09

通信制高校の学費について調べているあなた。
各通信制高校によって、学費は様々ですが

・そもそも通信制高校の学費の仕組みってどうなっているの?
・なぜ学費が大きく違うの?

と、疑問に感じておられるのではないでしょうか。

今回は通信制高校の学費の仕組みと、その背景として絶対に理解しなければならない「通信制高校とサポート校の違い」について、説明していきたいと思います。
背景を理解し、学費の違いに納得をして、あなたに最適な通信制高校・サポート校を選んでください。

通信制高校の学費って結局いくら!?
通信制高校とサポート校の学費は全然違う!?

結論から言うと、「通信制高校のみ」に通う場合と、「サポート校」に通う場合とで大きく学費が異なります。
なぜこんなに大きく異なるのかは、後ほど説明するとして、ここでは先に結論である、それぞれの概算学費を記載します。

「通信制高校のみ」に通う場合と「サポート校」に通う場合とでは、学費は一般的には下記のようになります。

通信制高校のみ通う場合 15~30万円程度
(通信制高校費用)
サポート校に通う場合 35~120万円程度
15~30万円程度
(通信制高校費用)
+
20~90万円程度
(サポートサービス費用)

通信制高校のみに通うかサポート校に通うかによって、年間100万円程の違いが出る場合があります。これにはそれなりの理由があります。

この違いが生じる理由を把握するためには、「通信制高校」と「サポート校」とで何が違うのかを理解する必要があります。

次の章では、この違いを確認してみましょう。

通信制高校とサポート校の違いを理解しよう!

ここでは、そもそも多くの方が混同してしまっている「通信制高校とサポート校の違い」についてきちんと理解しましょう。
この違いを理解すれば、何にどれだけ学費が掛かるのかを考え、比較するのが容易になります。

まずは、「通信制高校」と「サポート校」を簡単に表すと下記のようになります。

通信制高校 毎日登校する必要なく卒業できる高校
サポート校 通信制高校 + 卒業や技術習得の為のサポートが受けられる

一言で言うと、サポート校は、通信制高校に様々なサポートサービスを付加したものになります。通信制高校だけでは卒業が難しかったり、専門的な学習をしたい方を手助けするサービスを提供する教育施設です。

※なお、サポート校は高校として認可されているわけはなく、高校卒業には通信制高校への入学卒業が必須になります。

このように、サポート校というものは通信制高校にサポートサービスを付加したものであり、これを理解すれば、通信制高校やサポート校の学費についての理解もしやすくなります。

通信制高校の学費って結局いくら!?

学費の違いは、サポート内容や有無によって変わります。これから具体的にみていきましょう。

通信制高校のみ通う場合の学費はどこも大きくは変わらない!?

通信制高校だけに入学をすると、自宅学習に基づき、自分の力で勉強をして単位取得・卒業を行うことになります。

そのため、どの通信制高校に通っても、基本内容は変わらず、学費においてもそこまで大きな違いは生まれません。

一般的には、

通信制高校のみ通う場合 15~30万円程度
(通信制高校費用)

となる通信制高校が多いです。もちろんカリキュラムやスクーリングの内容によって学費は多少上下しますが、大体このくらいだと思っていればよいでしょう。

サポート校の学費はサポート内容で大きく違う!

一方でサポート校は受けるサポートサービスの内容で大きく異なります。

サポート校に通う場合 35~120万円程度
15~30万円程度
(通信制高校費用)
+
20~90万円程度
(サポートサービス費用)

サポートサービスの内容を大きく分けると下記の5つになります。

  • 進学サポート
    大学、専門学校への進学に必要な勉強をサポートし、非常に高い進学率を誇る学校もある
  • 学園生活サポート
    週5日の登校や、学園祭などの学校行事があり、全日制と変わらないような学園生活を送ることができる
  • 専門学習サポート
    芸能やスポーツ、美容など様々な専門分野に特化した学習を受けることができる
  • ネット学習サポート
    インターネットを活用し、場所や時間に縛られない学習環境を提供
  • メンタルケアサポート
    不登校の生徒に対してのサポートや在籍教師がすべてカウンセリングの有資格者など、安心して学習できる

このサポートサービスの内容によって、学費は大きく変わります。

ここでひとつ、サポートサービスの例を挙げてみましょう。

進学サポート
一般的な通信制高校の大学進学率は16%程度ですが、「進学サポート」に力をいれてるある進学系サポート校では、非常に高い進学率を誇るところもあります。
また、東大、京大等の難関大学や偏差値50以上の大学に卒業生を毎年輩出するサポート校もあります。
(一般的な通信制高校では5%未満)
ただ、このようなサポートを行うためには、サポートをする人員や体制、バックアップ組織の運営などが必要になります。そのため、追加費用の負担が必要で、一般的には年間20万円~90万円程度が相場となっています。

ここまで読んでいただければ、サポートサービスの内容によって、大きく学費が異なることを理解いただけたのではないかと思います。
また、その背景もご理解いただけたと思いますので、ご自身で学費の比較ができるのではないでしょうか。

では最後に、上記を踏まえて、有名校の学費を比較してみましょう。

大手通信制高校の学費を比較してみた!

大手13校をピックアップし、サポートサービスの内容から、下記の5タイプに分けました。

  • 専門系:芸能・スポーツ・美容など高校の勉強と共に専門が学べる
  • 進学系:大学・専門学校への進学に重きを置き、勉強に力を入れている
  • 学校系:制服を着ての通学など全日制高校に近い学園生活が送れる
  • ネット系:ネット学習が中心で自宅に居ながらにして授業が受けられる
  • その他:発達障害のある生徒へのサポートや不登校の生徒に対してのメンタルサポートが充実しているなど、その他の特徴がある

では、各学校の特徴と年間の学費を比較していきましょう。

学校名 年間費用相場 ※1 特徴
専門系
第一学院高等学校
年間費用相場
30~120万円
コース例※2
【専門コース】90~120万円 / 週5日登校
【通信コース】30~40万円 / 年1日登校
  • 芸能、スポーツ、美容などの専門コースを用意しており、専門分野に強い
  • 学生も専門や芸能志望の子が多く、校内イベントも充実
KTC中央高等学校
年間費用相場
60~100万円
コース例※2
【ウィークデイコース】90~100万円 / 週5日登校 
【サタデイコース】60~70万円 / 週1日登校
  • 特別進学コースやマンガ・イラストサポートスクールなど目的に合わせて選択可能
  • 専門学校に近いイメージで活発な生徒が多い
ヒューマンキャンパス高等学校
年間費用相場
30~80万円
コース例※2
【専門課程コース】70~80万円 / 週1~5日登校 
【一般通信制課程】30~40万円 / 年数日登校
  • 声優・美容、マンガ・ゲームなどの専門学習分野が20種類と豊富
  • 専門学習を生かして目指せる職種は70種類以上
進学系
中央高等学院
年間費用相場
70~110万円
コース例※2
【通信制高校サポートコース】70~80万円 / 週1日登校 
【大学入試コース】80~110万円 / 週5日登校
  • 通信制高校・サポート校の中で、大学合格率全国No.1
  • 国立大学や、有名私立大学への進学実績多数
トライ式高等学院
年間費用相場
90~120万円
コース例※2
【大学進学コース】90~120万円 / 週1~5日登校 
【在宅コース】90~120万円 / 年数日登校
  • 家庭教師のトライのノウハウを生かし、大学進学の高い実績を誇る
  • 自宅での学習サポートも行っており、何らかの理由で通学が出来ない生徒への対応が可能
学校系
クラーク記念国際高校
年間費用相場
20~90万円
コース例※2
【総合進学コース】70~90万円 / 週5日登校 
【Web学習コース】20万~35万円 / 月1~2日登校
  • 留学プログラムや国内でのネイティブ教師による授業など、国際教育も充実
  • すべての教師が「カウンセラー」の有資格者で生徒たちにきめ細やかなサポートを提供
飛鳥未来高校
年間費用相場
40~90万円
コース例※2
【ベーシックコース】40~50万円 / 週1~5日登校 
【5DAYコース】70~90万円 / 週5日登校
  • 三幸学園を経営母体とし、グループ校を活かした専門科目を学習できる
  • 修学旅行や文化祭など、年間10回をこえる学校行事がある
つくば開成高校
年間費用相場
60~70万円
コース例※2
【自由通学制】学費の変動はない / 週1~5日登校
  • 自由登校制度を採用し、時間割等はなく自由に学習できる
  • 入学金が0円 教科書代やレポート代も不要で費用を抑えることができる
鹿島学園高校
年間費用相場
25~100万円
コース例※2
【資格取得支援コース】80~100万円 / 週5日登校
【自宅学習制】25~40万円 / 年数日登校
  • 日本各地に300ヵ所以上のキャンパスがあり、自宅近くで効率よく学習できる
  • 学習スタイルも豊富で、週2~5日通学制、自宅学習制、ネット指導制、全寮制など様々な要望に対応
ネット系
N高等学校
年間費用相場
20~100万円
コース例※2
【ネットコース】20~30万円 / 年数日登校 
【通学コース】45~100万円 / 週1~5日登校
  • インターネットと通信制高校制度を活用した新しい高校のスタイル
  • 学校の授業とは別に無料で学べるネット経由の授業が多数用意されている
NHK学園高等学校
年間費用相場
25~60万円
コース例※2
【ネット学習コース】30~40万円 / 年4日程度登校 
【登校コース】50~60万円 / 週3日登校
  • ネット学習システムを採用し、学びやすさを追求 レポート提出もネット経由で可能
  • 4日程度の集中スクーリングで、各科目の必要授業時間を満たすことができる
明聖高校
年間費用相場
30~85万円
コース例※2
【全日制コース】75~85万円 / 週5日登校 
【通信コース】30~40万円 / 年約20日登校
  • 電話やメールなどで個別相談が受けられるサポート体制
    校内にカウンセラーも常駐
  • スクーリングは年間約20日で、個別学習室なども設けられており、少人数体制でサポート
その他
星槎国際高校
年間費用相場
30~90万円
コース例※2
【通学①コース】40~90万円 / 週2~5日登校 
【通学②コース】30~40万円 / 月1~2日登校
  • 発達障害を持っている生徒のサポートに定評がある
  • 通える通信制高校で、スタイルに合わせて登校日数を選ぶことができる
  • ※1 年間費用相場はスクーリング日数やサポート内容によって異なります。
  • ※2 コースによって費用が異なります。
  • ※詳細なサポートサービス、及び学費に関しては各校にお問い合わせください。

いかがでしょうか。上記を参考に、自分に合ったタイプの通信制高校・サポート校の学費の感覚をつかんでいただければと思います。

通信制高校の学費って結局いくら!?

通信制高校とサポート校の「学費」の比較と、その背景を説明してきました。

学費を比較する上では、「通信制高校とサポート校の違い」を理解し、そのうえで、下記のような金額感をベースとして学費を比較・検討してみるのが良いかと思います。

通信制高校のみ通う場合 : 15~30万円程(通信制高校費用のみ)
サポート校に通う場合  : 35~120万円程
             (通信制高校費用15~30万円程 + サポートサービス費用20~90万円程)

※上記記載の金額はあくまで参考金額となります。詳細な金額やサービス内容に関しては各校に問合わせをしてみてください。

通信制高校とサポート校の違い、さらにはサポートサービスの詳細を理解し、納得したうえで皆さんが最適な通信制高校・サポート校選びをされることを願っております。

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