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桐蔭学園高等学校
出典:IZUMI SAKAI
桐蔭学園高等学校
(とういんがくえんこうとうがっこう)

神奈川県 横浜市青葉区 / 市が尾駅 /私立 / 共学

偏差値
神奈川県

TOP10

偏差値:65 - 69

口コミ: ★★★☆☆

3.30

(234)

桐蔭学園高等学校 インタビュー

桐蔭学園高等学校インタビュー 卒業生に聞く! 桐蔭学園に通って良かったこと、身についたこと
井上真花さん(プログレスコース)深澤凌駕さん(スタンダードコース)西田菜月さん(スタンダードコース)
※2023年6月インタビュー時のものです。
「人数や敷地など学校の規模の大きさに圧倒されました。」
写真1
井上真花さん:一橋大学法学部在学中
―こんにちは。早速ですが、桐蔭学園に入学した時の第一印象を教えてください。

【井上さん】
桐蔭学園に以前通っていた先輩から、受験対策をしっかりと行ってくださり、一年生の頃から学習をする習慣が身につくと聞いていました。大学受験にしっかり準備をしたいと思っていた私にとって、充実した学習環境には大きな期待を抱いていました。初めて学校に足を踏み入れると、人数や敷地など学校の規模の大きさに圧倒されました。トイレも教室も体育館もシンフォニーホールもすべて清潔感のある状態で、私が入学した年は新型コロナウイルスの感染拡大が懸念されていた時期だったので、安心感が持てましたね。

【深澤さん】
入学前から、桐蔭学園は学習や授業の進度が速いと聞いていました。受験に備えた演習に多くの時間を割けて、磐石の態勢で受験に向かえるとポジティブに捉えて、学校やコースの先生方の手厚い授業や受験指導に期待をしていました。入学時の第一印象は、「人が多い」「みんな頭良さそう」でしたね(笑)

【西田さん】
桐蔭学園は生徒数が多く、いろんな地域から来ている子がいると聞いていたので、新しい友達がたくさん作れると期待していました。また、指定校推薦の枠が多いということも聞いていたので、自分も学校の勉強を頑張れば、指定校推薦が取れるのではないかと密かに期待していました。
「結果的に塾に通わずに、目標であった国立大学合格を掴むことができました」
写真2
深澤凌駕さん:電気通信大学情報理工学域在学中
―桐蔭学園の3年間をふり返って、良かったポイントを教えてください。

【井上さん】
桐蔭学園では、新型コロナウイルスの休校期間中も、早い段階からオンライン授業により学習の進行を止めずに授業が展開されていて本当に助かりました。また、大学受験の直前に、先生に添削をお願いに行くと快諾してくれ、マンツーマンで熱心に指導してくださいました。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、シンフォニーホールでの講演会や演奏会などは高校2年生までできませんでしたが、プロの音楽家の演奏や、歌舞伎などを鑑賞する機会は、高校生だった私にとってとても貴重な経験となりました。

【深澤さん】
私の場合は、なんといっても特別講習です。放課後の特講や春期・夏期講習、共通テスト前の講習には積極的に参加しました。桐蔭学園ではさまざまな学力レベルに合わせた講習が組まれています。私は発展的な内容を扱う講習に出ていました。日頃から問題を解き、入試に精通した先生の解説をよく聞き復習する。こういった演習を繰り返すことで、結果的に塾に通わずに目標であった国立大学合格を掴むことができました。通称「法図書」(大学IV号館図書自習室)に通い詰めて勉強しましたが、静かで広い個人用の机があって、勉強がはかどりました。私にとっての受験の「聖地」です。

【西田さん】
桐蔭学園では、一年次から大学受験についての情報を、少しずつ先生方から提供してもらえていたので、自分も早いうちから大学受験への意識を持つことが出来ました。特に土曜日のLHRの時間に、自己分析や将来のプランを考える時間が多く設けられていたので、早いうちから志望校を定められました。また、私が在籍していたスタンダードコースは、自分と同じように運動部に所属している生徒も多く、みんな勉強意欲も高かったので、私のモチベーションになっていました。
本文2の下の追加写真
桐蔭学園シンフォニーホール
「勉強以外で、自分の好きなテーマについて学べることはとても魅力的」
写真3
西田菜月さん:立教大学観光学部交流文化学科在学中
―桐蔭学園といえば、「アクティブラーニング授業」と「未来への扉(探究)」ですが、皆さんはどんなことをしましたか?
【井上さん】
「アクティブラーニング型授業」では友達と相談しつつ、お互いの考え方を伝え合っていけます。相手にどう話したら伝わりやすいかを考え、まとまりのある話をできるようになった点は、今でも役に立っています。「未来への扉」では、勉強以外で自分の好きなテーマについて学べることはとても魅力的でした。私のテーマは「食品ロスを削減する方法について」。SDGsへの理解を深めながら、食品関連企業に30社、他にも同学年の友達や食堂の栄養士さんにアンケートも行いました。この経験は、大学での研究にも役立つでしょう。私のゼミでは、提出論文は英語でしたがこれも良い経験になりました。

【深澤さん】
「アクティブラーニング型授業」では、自分の考えを相手に伝える機会が多かったです。周りの人と考え方を共有することで、知らなかったこと、自分にはなかった視点に気づかされました。自分が言語化できないことはまだ理解できていないということであり、自分の理解度を確認する指標にもなりました。私は「未来への扉」では、「永久独楽(コマ)の理論と製作」というテーマで、主に電磁気学の方法で独楽(コマ)の回転時間を伸ばす実験をしました。すべて終えた時には苦労を上回る達成感を味わえました。何より、「人前で発表する」経験が貴重でした。自分の考えや主張、成果をまとめて、言語化する、その第一歩を踏み出せました。

【西田さん】「アクティブラーニング型授業」では、最初は、みんなと違う意見だったらいやだなとか、間違った発言してないかなと気にして、うまく発言できないことが多かったです。でも、自分の意見に共感してくれる人や自分と似た意見を持っている人は案外たくさんいる、ということを知って、だんだんと発言することに抵抗を感じなくなりました。自信や自分のスキルの向上に繋がったと実感しています。「未来への扉」では、私は韓国アイドルのBTSが大好きだったので、「BTSが世界にもたらした影響について」というテーマで探究しました。友達と二人で分担して情報やデータを集め、楽しくスムーズに進められました。情報の整理や分析には苦労しましたが、時間をかけて少しずつ自分の考えを深めることで、最後には自分だけの論文を完成させることが出来ました。
「つらい日々も仲間と乗り越え家族のような絆を作ることができました」
写真4
探究発表会の様子
―アフタースクール(部活動・委員会ほか)や日々の活動で思い出に残っていることを教えてください。

【井上さん】
私は和太鼓部でしたが、新型コロナウイルスの影響で、人前で発表する機会を得られずつらい日々が続きました。そんな日々も仲間と乗り越え家族のような絆を作ることができました。目標だった全国大会出場も果たしました。成田山太鼓祭りに参加したり、プロ和太鼓グループ「彩」の方々と公演でコラボしたりと高校生のスケールを超えた活動ができました。

【深澤さん】
まずは鵬翔祭でしょうか。コロナ禍の中、1年次は「HOSHOオンライン」というタイトルで、文字通りオンライン開催となりましたが、文化祭の新しいカタチを見ることができました。2年次は、クラスの出し物として教室にカジノを設営しました。準備の段階から楽しかったですね。57期生が経験した鵬翔祭は2回とも制限のついたものになりましたが、それでも、みんなと協力して準備や運営をして楽しく盛り上がるものにすることができました。部活動はサッカー部Bに所属し、仲間たちと懸命に競い合う日々を送りました。勉強から離れる時間も、友達と楽しく過ごせて、本当に充実していました。

【西田さん】
部活動の引退前最後の大会で、目標だった県大会に出場できたことが一番の思い出です。私の所属していたバスケ部は、少人数の部活でした。私は副部長を任され、慣れない立場に悩んだ時期もありましたが、少人数だったからこそ、立場や役割関係なく全員が意見を出し合い、顧問の先生や後輩達とも細やかにコミュニケーションを取って、みんなで1つのチームを作りあげて仲間と目標を達成出来たことは、忘れられない貴重な経験になりました。
将来の夢を思い、大学で何を学びたいかを考えて進学先を選ぶ
写真5
体育祭の様子
―今の大学・学部に進学した理由は何ですか?

【井上さん】
私は、高校2年生のときは理系を選択していましたが、「探究」などを進めていく中で法整備に関心が湧きました。法学部に興味をもち「文転」を決意しました。当初は安全志向でしたが、担任の先生から、大きな覚悟をしたのだから「高いところ」を目指した方が良い、との助言がありました。自宅から通学でき、得意な数学を入試で使える大学を探したところ一橋大学を見つけました。将来は、法律の知識をもって国際的に活躍できる職業に就きたいと思っています。

【深澤さん】
高校時代は漠然と、将来は航空業界へ進みたいと考えていました。その道を切り拓ける進路として、先進的な科学、工学や機械システム等をより専門的に学ぶことができ、就職にも強い電気通信大学を志望校にしました。1年次は基礎的な科目を学び、そこから本格的な工学へ向けてステップアップをしていく形なので、安心して勉強に取り組むことができます。ここでしっかり勉強をして、10年後また20年後に活躍できる自分を創っていきたいと思います。

【西田さん】
旅行が好きで、旅行業界に興味を持つようになり、観光について学びたいと思ったのと、観光学部のある立教大学を志望しました。大学在学中にいろんな国を旅して、いつか自分がたくさんの人に、様々な世界や観光の魅力を発信できたらいいなと思っています。
「桐蔭でよかった! そんな3年間を送ることができます」
写真6
学園祭の様子
―桐蔭学園を中学の後輩に勧めるときのおすすめポイントをいくつか教えてください。

【井上さん】
桐蔭学園は人数規模が大きい分、スポーツが得意な友達から勉強が得意な友達まで色々な人と出会える環境なので、刺激をたくさん受けられます。またそれだけ、例えば和太鼓部や模擬国連部、ラクロス部など、珍しい部活動で活躍できます。学習進度も速く友達も高い目標を掲げているので、自然と「自分も頑張ろう」という気持ちを持てます。大学図書館や、大学IV号館図書自習室は夜遅くまで開館しているので学習スペースも確保しやすいです。頑張るも頑張らないも自分次第ではありますが、頑張る人を熱心に応援してくださる先生がたくさんいます。とても学習環境が整っている学校です。

【深澤さん】
まず、受験に向けた力を養うための環境はバッチリ! 豊富な特別講習、「レッスン制(習熟度別授業)」は、「わからない」や「もっとやりたい」といったニーズを満たしてくれます。特にレッスン制は、「絶対にαに残る!」「次こそは上のクラスに上がってやる!」といった気持ちが湧いて、勉強の気合いを入れるにはもってこいです。次は、やっぱり人の多さゆえの多様性ですね。頭がいい人、面白い人、多様な分野に精通した人、スポーツが得意な人など、一人一人が、気の合う仲間と絶対に出会うことができると思います。桐蔭でよかった! そんな3年間を送ることができます。

【西田さん】
桐蔭学園では、ほとんどの授業が「レッスン制」になっています。そのクラスは、定期テストの結果で上下の入れ替えがあるため、テストの順位が上位であるほど上のクラスに入れる仕組みです。最初は塾みたいで嫌な制度だと思っていましたが、上のクラスになれば自信がつくし、下のクラスでも次のテストで上位になればクラスが上がるので、モチベーションに繋がって、すごくいい制度だと思っています。この制度のおかげで、私は定期テストを頑張れました!



※3名の卒業後の進学先
井上真花さん…一橋大学法学部
深澤凌駕さん…電気通信大学 情報理工学域
西田菜月さん…立教大学 観光学部 交流文化学科

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