看護学科に関する評価

• 総合評価

  国立病院機構の附属学校なので、それだけでブランドというか、全国の病院に就職可能です。ただ、学校側の方針で鹿児島の看護師を増やすためか、県外に行くというとごちゃごちゃ言われます。また、実習先からも絶大な信用があり、たくさんのことを見学、経験させてもらえます。80人定員の2クラスで少ない人数ですがその1割ほどは助産師、保健師になるために進学する人もいます。

• 就職

  国立病院機構の附属学校なので採用してくれるところも多く就職100%です。先生たちはあまり国試の勉強や採用試験についてはみてくれません。ただ、実習中の記録や事前学習などは、どんなに実習がきつくても実習が終わった5時半から学校に戻って指導があります。実習先が遠くても学校に戻っての指導となります。実際、ただでさえ時間がないのに学校に戻って指導うけて家に帰って記録。きついです。指導の時間など、先生たちは自分の都合でしか動いてくれないので3時間待たされることもザラにあります。約束してても守ってもらえるとは限りません。

• 資格

  1年間の実習と、しつこいくらいの模試で国試はほぼ受かる人が多いです。もともと進学校からの入学が多く、偏差値も高いのでそれぞれで勉強します。国試や採用試験は先生が見てくれることは、ほぼありません。

• 授業

  点数の付け方が細かいです。60点以下は2000円払って再試がありますが再試を落とすと来年も受けないといけません。単位制です。2年からは多重課題で死にそうになります。試験を受けるにあたって遅刻者は再試決定。JRなど公共交通機関内のせいであっても公欠にはならず、2000円払っての再試を受けるほかありません。

• アクセス・立地

  鹿児島駅か中央駅からバスで15分くらいです。電車1本で行けないので大変です。公共交通機関の遅れでも公欠扱いにはならないため、梅雨時は親に送ってもらえない人は単位を落とすことがあります。

• 施設・設備

  国立病院機構の附属学校なのでおさがりですが病院の実物が使えます。模型なども多いです。

• 学費

  国立病院機構の附属学校なので学校に収める学費は年間50万くらいです。ただ入学金20万、教科書で25万(1年生だけの教科書)、白衣、聴診器で10万はかかります。

• 学生生活

  学生と先生があまり仲良くないため、学生間の一致団結感は半端ないです。