製菓衛生士科に関する評価

• 総合評価

  基礎知識や作品を作ることの楽しさ・難しさを学べ、作り手・売り手の経験もでき貴重な経験のできる授業がたくさんある学校です。さまざまなイベントにあわせてコンテストもあり、一人ひとり自身で考え作品を作ったりみんなで切磋琢磨しながら学べる学校です。

• 就職

  パティシエを目指しホテルや個人店に就職する人、ブーランジェリーを目指してパン屋に就職する人、菓子メーカーの工場に就職する人さまざまです。就職活動前に２週間の職場体験実習があり、現場で学べる機会がとても良い体験になり実習先に就職させていただけることもありました。

• 資格

  ２年次に受ける製菓衛生師という国家資格のために１年次は座学が多く基礎知識をおおく勉強できたことが良かったです。そのほかにも、フードコーディネーターやパソコン、簿記などの資格を取得できるように授業があります。

• 授業

  基本的に座学が多く、実習・製菓理論・食品衛生・公衆衛生・基礎栄養・食品と科目があり、食材食品に含まれる物質など基礎から勉強し、食品を扱います。食品だけでなく、製菓衛生師法やそれに関係する法令・菓子の歴史・衛生面・食中毒などさまざまな病気など多くのことを学びます。実習ではホテルや個人店をお持ちのかたの特別講義もあり実際の職場のお話もたくさん聞けます。一年次の最後の方からは、販売実習が定期的にあり自分たちで考えて作ったケーキ・パンなどを実際にお客様に販売します。チラシ作りやそれを配り宣伝も自分たちでします。この経験はとても良かったと思います。

• アクセス・立地

  学校が駅のすぐ目の前で徒歩１分くらいで、駅もいろいろな線が通っており交通便ではかなりよい場所でした。近くにコンビにやお店もたくさんあり、授業で使うものの買出しやお昼ご飯の買出しにもとてもよい場所でした。

• 施設・設備

  校舎がとてもきれいで、とくに１号館はガラス張りの窓で日当たりもよく、外が良く見えて眺めもよく気持ちがよかった。

• 学費

  食品や器材などを扱うので決して安くはないですが、奨学金などの制度もあり、授業料の支払いも家庭の事情をお話すれば少し期限を延ばしていただけたりとよくしてくださいます。

• 学生生活

  同じ職業を目指し集まったこともあり、最初から割りといろんな人と仲良くなり、クラスも２年間一緒なので最後にはみんなと仲良くなれました。学祭やスポーツ大会、ボーリング大会が１年に各１回ずつあるので、ほかの学科とも交流する機会があります。製菓衛生師科では、１年入学時に２年生が歓迎会をしてくださるので先輩との交流もありました。恋愛面では製菓・医療科は男子が比較的少なく、薬業科には男子が多かったですが年が結構上の方が多く恋愛面は充実していませんでした。