非認知能力を育む幼稚園：魚崎幼稚園（兵庫県神戸市東灘区）の口コミ

保護者 / 2020年入学

非認知能力を育む幼稚園

2021年12月投稿

• 
• 5.0

[方針・理念 5｜ 先生 5｜ 保育・教育内容 5｜ 施設・セキュリティ 5｜ アクセス・立地 5]

• 総合評価
  園では算数や文字を教えたりしないが、兄姉がいる子は平仮名、カタカナ、漢字を読めたり書けたりする子が多い。友達と手紙のやり取りとりをしたり、興味のある分野からそれぞれ自主的に学んでいるように思われる。
  また机の上での勉強より、世間ではモンテッソーリ教育や非認知能力を伸ばす教育などが注目されており、自分もお金があるならばそういった教育を受けさせたいと思っていたが、高額なお金を支払わなくても実践出来ていて、ビックリしている。
• 方針・理念
  年少と年長の間に園長は変わったが、園長の考え方に左右される事なく、公立らしくのびのびと自主性を大切にし、自立を促している。
• 先生
  一人一人の意見を尊重し、友達の意見に耳を傾けるように指導。
  年長になれば、喧嘩中の友だちの間に入り、お互いの意見を聞き、仲裁が出来るように指導。
  年長では親がお客さん、こどもたちが出演者兼主催者となって、椅子の設置、誘導係、進行役など、何が必要かを考え、実行させる。
  運動会の練習では、負けたチームは何がダメだったのか自分たちで反省したり改善点を考えたり、励ましあったりする。
  その指導が強制ではなく、とても自然。
  役割分担をしているが、お互いの仕事や役割をよく知っていて、全体を見ているので、欠席者がいても当日の打ち合わせのみで、その代わりができる。個々の能力を責める様子は無い。
  進行や片付け、次の演目の準備も子どもたちがする。
  未就園児の為の運動会では、先生が指導しなくても自分たちで受付や誘導、盛り上げ役が出来るようになっている。
  音楽会は最初から担当の楽器を固定するのではなく、色々やってみたいものを経験させてから数日前に挙手により本番の担当を決めている。
  ドレミを知らない園児にどのように教えているのか分からないが、そのまとめ方に脱帽。
  一人一人の良いところや課題をしっかり把握されている。
• 保育・教育内容
  朝の登園後には自由時間がたっぷりあり、自分のしたい事を友達を誘って外で遊ぶ事も出来、または自分一人でも工作を取り組んだりできる。
  自主的な鬼ごっこなどで走り回っている時間が多く、体力がかなり持てるようになる。
  年長では竹馬を色んな乗り方で出来るようになる。目標も自分たちで立てる。
  園の環境から自然に親しみを持つ事ができ、幼稚園や自分で持ってきた辞典で生き物や植物について自主的に調べたりする。
  年長の遠足は小磯良平美術館に。
  渋い内容に関わらず、園児はその内容について話し合ったり、お気に入りの絵を模写した様子。
  園で行ったからこその成果だと思う。
  小学校で教える英語の先生が１クラスに１人来て下さり、半日遊ぶ事ができた。
• 施設・セキュリティ
  園庭が広く、勾配もあり、変化に富んで自然豊か。
  うさぎ3匹、亀数匹、ザリガニを飼っている。
  プランターや畑で育てた野菜を収穫したり、木に実る果物もあり、持ち帰ったり、園で食べたりする。
  セキュリティはお迎えの時間に入り口に先生が立っており、お迎えに来る人の顔も覚えている。支給された名札をしていない場合は呼び止められる。
• アクセス・立地
  阪神魚崎駅、六甲ライナー魚崎駅から近い。
  隣が小学校なのでその雰囲気を感じる事が出来る。
  

幼稚園について

• 父母会の内容
  １学期の保護者会で自己紹介とPTAの選出があった。
  お迎えや園庭開放などで他のお母さん方とコミュニケーションを図る事が出来る。
• イベント
  PTAの活動は、コロナ禍でかなり縮小した。
  親は図書貸出当番や広場(降園後の園庭開放)当番がある。年に数回程度。
  イベント部主催の秋祭りなどを手伝う事もある。規模や内容はPTA役員によって決まり、イベント自体が無い年もあった。
  園児の減少と仕事をしている親も増え、イベントを担える人数が減れば、今後の活動は縮小していくのではないかと思われる。
  遠足は、六甲スノーパーク、小磯美術館、幸せの村。
  竹馬の会、運動会、音楽会、生活発表会等がある。
• 保育時間
  延長保育は朝は8:30から
  夕方は16:30まで
  園の予定に合わせて延長出来ない日が数日ある。
  休日保育はなし。
  通常の保育時間は9:00から14:00
  水曜日のみ9:00から12:00
  

入園に関して

• 幼稚園を選んだ理由
  園庭の素晴らしさ。
  机に向かう勉強ではない、幼稚園でしか出来ない学びを与えたいと思っていた為。