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- 卓球部 / 卒業生 / 2012年入学
自分で模索する部活
2015年03月投稿
この口コミは投稿者が卒業して5年以上経過している情報のため、現在の学校の状況とは異なる可能性があります。-
総合評価和気あいあいとしているというのが第一印象。特に厳しいクラブではないので、某私立高校のように「丸刈りにしろ!」などと言われることはまずない。
部員中心となっての活動なので、自分たちが引っ張る時になったらグイグイ引っ張って行けるところが魅力的だろう(大抵のクラブは顧問が練習させたりというものである。
そうではない方法をとってることで、自分たちで考え行動する癖がつく)。
国立附属という特徴を活かして、大学との共同練習を行ったりすることもあり、同高校の別のクラブから見たら印象が薄いと言われることもあるが、実情はそんなことはない。
むしろ、部活を真面目にやってる他のクラブの生徒からは羨ましがられることもときどき。 -
上下関係自分の世代では、なるべく上下関係を気にさせないようにしていた。もともと人数も多いとは言えない部活なので、あまり厳しく律すると、初めのうちから人が抜けていってしまうと考えたからだ。自分の代の入部当初、二つ上の一番強い世代が抜けてからは、全体的にだらけてしまう。
入ったときの先入観から、入ったあとの先輩たちの態度とのギャップで嫌になる生徒がいると考えたため、部活外などで互いに友達のような感覚で接することを目指した。
もちろんそれはあくまで外での話であり、部活をするときはメリハリをつけさせるようにした。
結果、現在の卓球部は少人数で学年を超えた友情や団体力を持っている。初心者がほとんどのこの部活では、その居心地の良さより、すぐに部活に馴染めるだろう。
二、三ヶ月もすれば、真面目に努力している後輩は、先輩の提案する練習に意見を申し出ることもある。
そうやって互いが納得するまで話し合い、最高の部活となる。部活動によくある、「俺あの先輩嫌いなんだよね・・・」ということが起こらないのである。 -
指導者卓球部には顧問が三人いるが、残念ながら三人とも未経験者である。故に、指導を受けることはできない。
練習に関しては先輩が、特に経験者が練習を考えて教えるようにしている。では顧問は何をしているかというと、部活内の連絡記事を作ったり、いたって普通のことをしている。
三人のうち2人は副顧問のため、主顧問が不在のときに現れたりするくらいで、そこまで部活に干渉してくることはないので、実質顧問は1人と言っても過言ではない。
また、その最後の1人も他の部活の顧問と兼任しているため、学校での練習以外でなにが活動を行おうとしても、予定が合わないということも起こりうる。
それでも顧問は必死にサポートしようとしてくれており、未経験者とはいえ全くの無知ではないので、大会後の選手のプレーに対するアドバイスもしっかりしてくれる、優しい指導者である。 -
実績顧問が基本的に部活練習に干渉してこないが故に、今までは選手たちが手探りで練習を積み重ねていた。
しかし、ほとんどが初心者故に大会で勝てるわけも無く、自分の3つ上の代までは廃部寸前だったと顧問から聞いたことがある。
しかし、その次の代で入ってきた先輩がとても強い選手で、冬の大会では準優勝してしまうほどであった。
彼のおかげで卓球部は活気を取り戻して今に至る訳だが、やはりその「最強の代」には遠く及ばない。
それでも、最近は全体的に底上げをしてきており、経験者を中心に、「最強の代」に辿り着くのもそう遠い話ではないかと思う。 -
施設他の高校ではおそらく体育館や地下のアリーナなどを使ってるところがほとんどだろうが、自分たちが使う施設は「格技室」という、体育館の三分の一くらいの大きさがないところで練習をしている。
剣道部と交代で日々使っているので、邪魔になりそうなものも時々転がっている。それは片付ければ済む話だが、その格技室では、一年時に体育で柔道などをする時の部屋でもあるので、畳がスペースをとってる。
格技室には卓球台は6台あり、一応全部設置できることはできるが、より狭く感じてしまうことだろう。
初心者のうちは気にならないかもしれないが、だんだんと上達していって、台から下がってプレイするスタイルなどになっていったとき、少し練習に困ることになるだろう。
ただ、狭いからとはいえ、怪我が起こったことは聞いたことがないので、おそらくは大丈夫なはずである。 -
取り組み姿勢先生の干渉がない故に、部活を運営するのは他でもない部員たち自身である。
どんな練習をするか、どうすれば上手くなれるか、練習中の最低限のルールはどうするかなど、全て部員たちが決定することである。
言い方を変えれば、自分たちが動かなければ何も始まらない状態なのだ。
「先輩たちの代はこういうところがダメでああいうところは良かったな。じゃあ自分たちの代ではここを正してあそこは受け継ごう」など、本当に積極的に活動している。
自分がどうしたいかがはっきりしており、先輩たちにアドバイスを聞きに行く姿も何度も見ている。中には先輩をすでに超えていう後輩などもいるので、先輩たちはそんな後輩を尊敬し、かつライバル視しており、いつか必ず勝とうと気合を入れて練習している。
更には引退した先輩たちにもアドバイスを聞きに行ったり、「部活見に来てくれ」とせがむほどで、自分でも彼らの積極性には驚くことがある。自ら鍛え上げて行きたいという人にとっては最高の環境ではないだろうか。
入部に関する情報-
部活への志望動機自分はテニス部であったが、冬頃に人生最大のスランプに陥った。その時に、当時卓球部だった友人に「ピンポンしてみないか?」と誘われたのがきっかけである。始めはテニスメインで、楽しめたらいいな程度で入ったが、案外面白くて結局そこに身をおくことになった。
投稿者ID:88333
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点数の高い口コミ、低い口コミ
一番点数の高い口コミ
卒業生
5.0
【総合評価】
タイトル通り
自由が好きならここです。
よく見かけるのは京教は放任主義で、先生はなにもしてくれない。というようなコメントですが
それは、その生徒が自分から活動をしない高校生活を送ったからであって、先生方、学校の方針が悪いわけではないです。
自分がやりたいことをやれる。
そういうための自由が許され...
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