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通信制高校を知る

通信制高校の学び方

学習の進め方

通信制は、科目ごとに単位を取得することができるため、個人のペースで学習を進められます。学習方法は教科書とテキストなどの副教材を使って自学自習し、(1)レポートを提出すること、(2)スクーリングに出席すること、(3)テストを受けること、の3つの方法によって進められることになっています。

(1)レポート

通常は自宅で学習し、学校が定めた回数のレポートを提出し、添削指導を受けます。(目安:年間50~60本)

(2)スクーリング

毎日の自学自習で、わからないところ、あるいは疑問に思うことについて、登校した時に先生から直接指導を受けることをいいます。 一般的には登校日という考え方をされています。通信制高校のスクーリングスタイルは大きく5つに分けることができます。

  1. 1.通信制タイプ:自宅学習中心、月2回~4回程度のスクーリングなど
  2. 2.通学タイプ:週5日制、週4日制、週2日制など
  3. 3.インターネット利用タイプ:Web授業やインターネットでレポート学習など
  4. 4.学習センター・キャンパス利用タイプ:通いやすい場所でスクーリングや普段の学習指導が受けられるなど
  5. 5.集中スクーリングタイプ:年に1回・3泊4日から1週間程度の集中スクーリングを行うなど

(3)テスト

学習を習得したか、テストによって確認します。これにより単位を取得することができます

学校の種類

通信制高校は自学自習により卒業しなければならないため、 途中で挫折してしまう人が多いのも事実です。そのため通信制高校に在籍する人に対して、教育に必要な支援を行うサポート校という施設があります。多くはサポート校と通信制高校が提携しており、2校に同時入学します。

通信制高校にも私立と公立があります。学費については、公立に比べて私立の通信制高校の方が授業料は割高です。その分サポート施設や、インターネット環境などは整っているといえます。

  • ≪公立通信制高校≫ 1単位 180~1200円?
  • ≪私立通信制高校≫ 1単位 5000~12000円?

また通信制高校には、専門学科や総合学科を併置している学校もあります。やりたいことが決まっている人は、専門学科のある通信制高校を選ぶとよいでしょう。

≪普通科≫

普通科では、国語・地理歴史・公民・数学・理科・保健体育・芸術・外国語・家庭・情報といった各教科の教育活動が行われます。

≪専門学科≫

専門学科では。農業・工業・商業・水産・家庭・看護・情報・福祉などの職業学科や、理数・体育・音楽・美術・外国語・国際関係などに特化した専門学科があります。

≪総合学科≫

1学年のときは幅広く学んで、2学年から専門の系列の勉強をすることができる学科のことです。

入学から卒業までの流れ

入学

通信制高校の中には、複数の都道府県や全国から入学できる高校が多くあります。広いエリアから入学するため、各地に協力校やサポート校など学校施設を置いて、最寄りの学校にスクーリングができるようになっています。自分の住んでいる地域から通うことのできる学校かを確認しましょう

入学時期については、4月と10月に入学募集が一般的なようです。通信制高校はさまざまな生徒が学びやすい環境に配慮しているケースが多く、全日制や定時制に比べ、フレキシブルに対応しています。入学パターンは2つに分けられます。

(1)4月/10月入学

通信制高校への出願時期は4月下旬までとしているところが多く、比較的遅くまで出願できます。

(2)転入/編入

他の高校に在籍している生徒が、入学することを転入、他の高校を中途退学した生徒が入学することを編入といいます。転入や編入は随時募集している学校も多くなっています。

卒業

卒業時期は、2学期制の学校は4月・10月入学に合わせて、3月・9月に卒業することができます。
卒業条件については次のようになっています。?

  1. (1)通算3年間以上の高校への在籍
  2. (2)74単位以上の修得
  3. (3)特別活動への参加

(3)特別活動(学校行事やホームルーム)について

通信制高校では、通信による勉強以外に特別活動へ参加することも必要になっています。3年間で30単位時間以上の参加が卒業の条件となっている場合が多いようです。特別活動とは、入学式・卒業式・ホームルーム・生徒総会・体育大会・美術展、などがあります。

単位認定を受けるためには、各教科・科目の添削(レポート)指導の回数と、面接(スクーリング)指導の単位数の標準は、1単位につき次の表のように決められています。

各教科・科目 添削(回) 面接(単位時間)
国語・地理歴史・公民・数学の各科目 3 1
理科の各科目 3 4
体育 1 5
保健 3 1
芸術・外国語の各科目 3 4
家庭・情報・専門教育の各科目 2~3 2~8

卒業後の進路は、就職する、進学する人が多く見られます。最近では大学への進学や、資格取得に向けて専門学校へ進学する人が増えています。

通信制高校選びのコツ

学習スタイル

通信制高校では、何回スクーリングに通えばいいか、学校によってそのスタイルは大きく異なります。そのため、自分はどのくらいのスクーリングが必要か考え、ニーズに合った高校を選ぶことが大切です。

アクセス

通信制高校では、複数の都道府県から入学募集をしていることが多くあります。そのため、お住まいの場所からどの学校に出願できるのか把握すると選択肢を広げることができます。また、複数回のスクーリングが必要となる場合が多いため、通いやすいところに学校の運営する施設があるか確認しましょう。

サポート体制

通信制高校では、自学自習による勉強が基本のスタイルとなっています。そのため、独学で勉強し卒業するのが厳しいというケースも多く見られます。そのような環境に不安のある場合は、サポート校の併設されている学校を選ぶと、安心して進められるでしょう。

卒業後の進学実績

最近では、通信制高校卒業後に大学や専門学校に進学するケースが増えている傾向があります。そのため、大学への進学を考えている人は、各学校の進学実績についてチェックすることをおすすめします。

通信制高校の学費

学費

通信制高校の学費は主に、固定費用と授業料です。
固定費用とは、運営管理費や特別活動費が該当し、学校や授業内容によって金額は違います。
通信制高校の授業は単位制であるので、授業料は1単位当たりいくら、と定めている学校が多いです。
1単位当たりの授業料の相場は7,000円~10,000円であり、卒業するのに最低74単位は必要となっています。3年間で卒業するには1年に25単位を取得をする必要があり、年間授業料の相場は175,000円~250,000円です。
どれだけ授業を履修し、単位を取得したかによって授業料は変わります。
就学支援サポートによって免除される部分があります。

就学支援金

年収910万円以下の世帯のみという規定はありますが、1単位につき4812円、74単位分の就学支援金が受けられます。
年収によって、増額されることもあったり、返済が必要なもの・不必要なものがあるなど、条件が様々です。
単位を落とした場合は就学支援金を受け取ることはできません。

サポート校について

サポート校とは

サポート校とは、通信制高校に在籍する生徒に対して、
3年間で卒業ができるよう単位取得・真空などに必要とされる支援をおこなう民間の教育施設です。
通信制高校を卒業するにはレポート(課題の添削)、スクーリング(面接指導)、テスト(試験)をこなさなければいけないのですが、独学のために挫折してしまったり、卒業までに5年以上かかってしまう人もいます。そういった生徒を学習面、生活面、精神面でサポートするためのものです。
サポート校は学校教育法で定められた法的な「学校」としての認可をうけてはいないため、サポート校だけでは高卒の資格(学歴)取得はできないので、高卒の資格取得のためには、通信制高校に同時入学が必要です。
サポート校の運営をしているのは主に学習塾、予備校、専門学校など教育関連の学校であり、近年増え続けているサポート校の数は全国で約200校以上であるといわれています。
各校がそれぞれ独自のカリキュラムを組んでおり、高校卒業資格取得や、大学進学、美容・音楽・デザインなどの専門的な分野を学ぶためのコースなど、さまざまな形態が存在します。
多くの学校が週5日制で授業を行っていて、文化祭や体育祭などのイベントも実施されるので、全日制高校に通う生徒と同じような学校生活を送ることもできます。
不登校経験者への自立支援、授業の理解度に合わせた学習フォローなど、生徒一人ひとりへのきめ細やかな教育を行っているのも特長といえます。

サポート校の例

KTC中央高等学校、トライ式高等学校、日本文理学院高等部

単位制と通信制の違い

単位制

単位制高校と通信制高校との大きな違いは、単位制高校には学年という概念が無いことがなく、学年区分が無いことです。
必要単位数と出席日数を満たせば高卒認定がもらえます。
自分の興味・関心に応じて好きなように時間割が組め、無理無く自分のペースで授業を受けることができ、必要最低限の単位で卒業できるのが特徴です。
全日制の高校は卒業するのに90単位近く取る必要があるが、単位制高校は74単位取得すれば卒業できます。

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